チャオプラヤー川 ディナークルーズ「Saffron Cruise by Banyan Tree」
クルーズや列車の旅が大好きなFah Thaiです。先日、チャオプラヤー川のディナークルーズに行ってきました。今回利用したのはバンヤンツリーホテルが運行している「サフロン・クルーズ・バイ・バンヤンツリ-」9月頃に開催された旅行イベント「Thai Tiew Thai 」で購入したクルーズ・バウチャーを使用しました。どちらかというとチャオプラヤー川のクルーズはアナンタラ・ホテルのマノーラ・クルーズのような小さめの船が好みですが、サフロン・クルーズを利用してみたいと思ったのは、以前ニューヨークで利用した「Bateaux New York」を少し思い出すクルーズ船だったからです。
チャオプラヤー川のディナークルーズにはブッフェ形式とテーブルでサーヴされるタイプのクルーズがあります。個人的にはテーブルでサービスを受ける方が好きなので、その点でも利用してみたいと思いました。
さてさて今回のクルーズ、窓がほぼ全面ガラス張り(天井までとどく大きな窓)だったので窓際の席が希望でした。第1希望の土曜日は3月まで満席、日曜日で窓際の席が空いているのは予約の電話を入れた時点で2ヶ月半先で、サフロン・クルーズの人気度が窺えました。
集合場所・時間や注意点がかかれた予約確認書はメールで送られてきました。乗船は18時45分にアイコン・サイアムの船着き場から。15分前には集まって欲しいと前日再確認の電話があり、その際食事のアレルギーなどの確認もして下さいました。
船着き場の受付のカウンターでバウチャーを渡し、テーブル番号の書かれたチケットをもらいました。そして18時45分、いよいよクルーズ船乗船です。
乗船したらまず2階のデッキに案内され、ウェルカム・ドリンクを頂きました。この日のウェルカム・ドリンクはおそらくバターフライピー・ドリンクだったかと思います。女性には嬉しい蘭の花のサービスもありました。
2階のデッキ(甲板部分)は広々としていて、バーカウンターの他にカウンター席、ソファー席もあり、美しい夜景を愛でながらの約2時間のクルーズの始まりでした。
しばらくしてクルーズ船のLower Deckにあるダイニング・スペースへ移動。今回のクルーズは3コースのディナーがサーヴされるという内容でした。ディナーの前には、クルーズ船のマネージャーとスタッフによる救命胴衣の搭載場所・着用方法の説明もしっかりありました。
飲み物はクルーズ料金に含まれていなかったので、QRコードを読み込んだドリンクメニューのリストからオーダーしました。今回とても残念だったのはタイ政府から出された非常事態宣言下、レストランでの飲酒が禁じられていたこと。涙 アルコールは一切飲むことが出来ませんでした。クルーズ中、「あ~アルコールが飲めたらな~」と友人達と何度呟いたことか。
スナックに添えられていたのは3種類のディップ・ソースでナムプリックオーン、ナムプリックヌム、シーラチャーマヨネーズでした。クラッカーによく合いました。
チャオプラヤー川のクルーズは、まずアジアティークまで南下し、Uターンをしてラーマ8世橋まで北上するのが一般的です。途中、ライトアップされた王宮や三島由紀夫の暁の寺で有名なワットアルンも見ることができます。そしてラーマ8世橋、とても美しい橋ですが、ある写真を見てから私にとってさらに特別な意味を持つ場所となりました。
まず運ばれて来たのは前菜。帆立とマンゴーのタイ風サラダで、給仕の方がライムドレッシングを目の前でかけてくださいました。前菜にぴったりな目が覚めるような酸味と辛さのドレッシングに甘みを感じる新鮮な帆立が相まってとても美味しい一品でした。
次に運ばれてきたのはメイン・ディッシュで一人2皿。一皿目は海老のガーリック揚げのジャスミン米とサフラン米添え、2皿目はサバのココナッツ入りカレーでした。バナナ?の葉の中に隠されたご飯の演出がとても可愛らしかったです。ただメイン・ディッシュは外国人向けのような味に感じました。そのためかプリックナムプラーも用意されていました。
メイン・ディッシュを終える頃、窓の外にはワットアルンが見えてきました。ラーマ8世橋までもうすぐ・・給仕の方に伺うとデザートは後ほど頂くことが出来ると言うことだったので、急いで上のデッキへ。目の前には水面に反射する美しいワットアルン、その先にはラーマ8世橋が見えてきました。
続きます。