半分青くて半分タイ

25年半のタイでの生活を終え帰国。大好きな旅の事、グルメの事、タイでの事を綴ります。

いまさらですが・・・G線上のあなたと私 第6話

もうここ1週間これまでにないほどの最強の風邪をひいているFah Thaiです。全く声が出なくなり、鼻水も止まらず。抗生物質を処方してもらい、自ら懇願して注射を打ってもらい、ようやく鼻声ですが、声が出るようになりました。が、しかし鼻水はまだまだ止まらず、BOXティッシュとゴミ箱は手放せません。

そんなこんなで、今さらさらですが、G線上のあなたと私第6話の心にグサグサ来た素晴らしさを書き残しておきたいと思い、以下第6話のネタバレです。

 

也映子は婚活パーティにやってきたが、代わりにふと目に入った豚カツ屋へ入り、婚活サイトからも退会する。理人の通う大学の先生に手の病気の相談をしていた眞於は、紹介してくれた理人にお礼を言い、次は何で眞於と繋がればいいのかと問う理人に・・・

眞於「真面目すぎるよ・・理人くん。人間関係の種類が恋とか愛とかばっかりだったら、淋しいと思わない?・・またお蕎麦、食べに行こ。」

その言葉を聞いて、ちょっとホッとした表情ではにかむ理人。

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→真於さんの言うことはもっともだけど、ふられた側としては理由も無いのに会いたいとは言えないよね・・相手を嫌な気分にさせてしまうかもしれないから。理人くんのどうしたらいいのかという、その気持ちよく分かる!

カラオケルームにバイオリンの練習のため、集まった也映子と理人。眞於に言われた事を也映子に報告する理人。

理人「でもまぁ、恋とか愛じゃないってはっきり言われてるんだから(可能性は)0パーなんだろうなぁ。」

也映子「や、恋とか愛とかじゃない関係は継続していきましょうってことでしょ。眞於先生、理人くんのこと嫌いじゃないし、大事にしたいんだよ。」

理人「それって・・・にんげん愛?」 

也映子「そう、人間愛」

理人「あははは。は~~せつね~」

也映子も理人に婚活パーティをきっかけに、デートをしていた白鳥さんをちゃんと断り、婚活サイトからも退会したことを告げる。

也映子「ほら、コンサートの曲決めよ。・・・Someone(Someone to watch over me) は~? いや~でもテンポ難しいかぁ~。あと弾いてて寝そうになるんだよね。」

理人「弾きながら寝んなよ~」

・・・・・・

幸恵さんも今日来られたらよかったのにねと言う也映子に「3コン(3人のコンサート)やるって言ってくれただけいいじゃないですか」という理人。

理人「まぁ、俺は好きですけどねぇ、Someone・・・」

也映子「ふ~ん、じゃぁ、候補にしとこっか。」

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→ここで出てきました、第6話のキーワードとなる曲、サムワン!そして理人くんがこの時飲んでいたファンタメロン?を次からは也映子さんがひたすら飲み続けるんですよねぇ~。何か、感じますね!

そこに、同じ大学に通い、理人に好意をもつ結愛が現れる。バイオリンを初めて近くで見た結愛は触ってみたいという。理人は「ぶつけんなよ」とぶっきらぼうに言いつつも、無意識に結愛の髪や顔を触りやさしく教えてあげる。そんなやりとりを也映子はいたたまれない気分になりながら見ている。

理人「何だよ、その音」

結愛「だってぇ、初めてだもん」

理人「俺ら、初めてでもちゃんと音でたよ、なぁ~?」

と、理人は眩しい笑顔を也映子に向ける。

→ この時の也映子さんのムズムズする感じというか、いたたまれないような気持ち、分かるな~。そしていきなり向けられた理人君の笑顔と「なぁ~?」がたまりません。也映子さん、とっても眩しく感じたろうなぁ。

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そんな中、母親からメッセージを貰った也映子はのっぴきならない事情が出来たため、先に帰ると2人に伝える。

理人と結愛のやりとりを見ていた也映子は、改めて2人の若さを感じる。そして無意識に結愛に触れていた理人こそが、魔性だと思っていた。

→ 同感!ほんと、魔性!理人くん、君は罪な男ですよ!!

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也映子「誕生日は嫌いだ。自分を見ていてくれる人を数える日みたいで、嫌だ。」

→ 何か、分かります・・この也映子さんの言葉!

ある夜、理人は侑人から眞於に会ってきたと告げられる。理人は侑人の行動を、自分の気分が楽になるだけで、眞於は許すしかない、笑うしかないと批判する。分かっているという侑人に「分かってんなら近づくなよ」という理人。そんなり理人に侑人は「ほっとけない」と言う。

理人「ほっとけないって何?ほっとけないって・・俺も・・これ何なの?」

そして侑人は理人がまだ眞於に本気なら応援すると告げる。

リビングに入ってきた侑人。ふと侑人の違う雰囲気に気がついた妻の芙美は「何かあった?」と聞く。侑人は「え?別に」と答える。 

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→ この時の芙美さんの表情にドキッとしました。とっても繊細な表情・・。滝沢カレンさんも役者ですね!

ある日幸恵は義母がリハビリに通う病院でばったりと理人に会う。

幸恵「なんで、どうして?なんで、どうして?」→ この同じ事を2回言うところ、面白かったです。理人くんも「2回言わなくても・・」と言ってましたね。

夏からこの病院での実習が決まったという理人に幸恵は、也映子が元婚約者の父親のお見舞いに行ってきたこと、也映子の母が婚約者とよりが戻るなら戻しても良いんじゃないかと言っていることを理人に告げる。恨み続けるのはしんどい。許せないと思っても許してしまうもんだと言う幸恵に、理人は「簡単ですね」と言う。

 久しぶりに幸恵も揃いカラオケルームに集まれた3人。幸恵の娘多実と結愛も来ていた。多実ちゃんが結愛に敵対心丸出し。笑

そして3人でG線上のアリアを弾き始める。也映子は初めてバイオリンを弾けたときの喜びが思い出していた。演奏途中、理人を見つめる結愛に気が付いた也映子の手は止まってしまう。その也映子の様子を勘違いした理人は・・・。

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理人「なに動揺してんの?」

也映子「べ、別に。動揺してないよ」

理人「G線弾いて、元彼思い出して、切なくなってたんじゃないの?」

・・・・・・

理人「いいんじゃないですか。元サヤで。お母さんもその気なら」

也映子「あぁ、幸恵さんに聞いたのか」

家族が病気でほっとけないだけだという也映子の言葉に反応した理人は兄の侑人が真於に会ったことを話す。

理人「ムカつくんですよ。さんざん傷ついたり、傷つけたりしたのに、意外とお互い切らない。ほっとけないっていうワードで、だらだら続けるって気持ち悪いですよ」

そんな理人に、「理人くんだってそうじゃん」という也映子。結愛の気持ちを知りながら、どういうつもりで接しているのかと尋ねる也映子。関係ない、学生の恋愛にまで首を突っ込んでくるなと言う理人。

也映子「そうだね。1年、かろうじて顔を合わせてきただけの仲だもんね。そういえば、何でここって未だに繋がってんだろうね、そっちはもう教室も辞めてんのにさ」

理人「そっちが言ったからでしょ。そもそも発表会で俺が真於さんに振られた時点でここも終わりだったんですよ、それをあなたがギャン泣きして続けようっていうから」

也映子「え?だって、あの日何にも覚えてないって。じゃぁ・・」

理人「あなた、自分に何もないからって俺と北河さんに執着するの、もういい加減やめてもらえませんか!」

理人「・・・ごめん」

→ このシーン・・也映子さんも理人君も心にも無いことを言ってしまうところ、とても切なすぎました。そしてあの酔っ払った日、やはり理人君は覚えていたんですね。その上でのシャッタードン&今日可愛かったから・・とレッスン最後の日の手繋ぎだったんですね。切ない・・キュンだけど、やはり切なすぎるシーンでした。それにしても波留さんと大志君、表情が・・演技が凄すぎる!!そしてそれを陰で聞いていた幸恵さん。余計なことをしてごめんねと也映子さんに謝るんだけれど、家に帰って2人の事を思い、若返りた~~いと言った表情は笑えました。幸恵さん、楽しい!

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也映子と2人でカラオケルームで練習をする約束していた日に寝過ごした理人は、一度は行こうとするが、弓が壊れたことと、也映子に色々言われる面倒くささから行くのをやめ、大学の友達と出かけてしまう。

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→ 理人くん、ただただ美しい!美しすぎる寝顔♡

バイオリンのレッスンの日、同僚や生徒から誕生日プレゼントを貰う眞於を目にする也映子。眞於と也映子は同い年で誕生日も近く血液型まで同じだという事が分かる。そんなやりとりの最中に、眞於に理人から誕生日おめでとうというメッセージが届く。それを知った也映子は、眞於に話し始める。

也映子「全然違いますよね・・なんなんですかね、なにが違うんですかね・・・。真於先生は一生、周りからほっとけないって言われる人種です・・・眞於さんは理人くんからもお兄さんからも愛されてる・・もっと根源的なところで。・・・・一方私は・・・割とひどいことをさらっと言われる人種です。・・・へこむことはへこんでいるんですよ。なのに婚約破棄されても案外早く立ち直っちゃう。だから周りもさほど心配しない。でも・・誰からも気にしてもらえないって、きついです」

眞於「だったらそう言えばいいじゃないですか。気にしてもらいたいのなら、待っているだけじゃなくて、誰かのスペシャルになる努力をしなきゃダメじゃないですか。自分からは何もアピールしないで、これでも弱ってる、察してくれって、そのほうがわがままな気がしますけど」

→ はい、眞於先生、正しいことをおっしゃってると思います。それができるかどうかは、別として。でも待っているだけじゃダメです。自分からは何もせずに、分かってくれっていうのは。ただ也映子さんの話を聞いているときの眞於先生の表情、怖かった。そしてトドメの一言↓ これは言わなくても~~。

眞於「年齢も血液型も星座も同じですけど、ほんと私たち全然違いますね」

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幸恵の来月の誕生日祝いと母の快気祝いを兼ねてディナークルーズのチケットを持ってきた夫に、不機嫌な態度をとってしまう幸恵。自分のことを優しくないなと思う幸恵に也映子から電話がかかってくる。幸恵も也映子もお互いに話したいことでいっぱいだった。そして也映子が幸恵の自宅近くまで会いにくる。

幸恵「付き合いたてのカップルじゃないんだから」

也映子「だって、会いたかったんですもん」

2人はバス停のベンチに座りながら理人を含めた3人の関係について話す。

幸恵「私ね、理人君が也映子ちゃんの事をあの人っていう時の顔、好きなのよね。すっごく嫌そうなんだけど、優しいのよ。・・・私たちの関係って緩いかもしれないけど、お互いにとって案外いいものなんじゃないかな」

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→ このバス停での幸恵さんと也映子さんのシーンとっても好きです。世代を超えた友情・・本当に素敵です。そして也映子さん接する時の優しさ、理人君に接する時の可愛らしさ、2人を見守る幸恵さんのような包容力、とってもあこがれます。

そんな中、並木楽器で偶然に遭遇した也映子と理人。也映子はもう少しいいバイオリンを買えないかと、理人は壊れた弓を修理できないかと来ていた。気まずいながらも話を始める2人。

いいバイオリンを買えない代わりに、いい弓を買うことをふと思いつく也映子。「自分にまだ何も買ってないし、誕生日」試引きのために防音室に入る2人。弓に松ヤニを塗る也映子。それを見ている理人。新しい弓を試し、テンションが上がる也映子、そして自分で引くとあまりよく分からないからと理人にバイオリンを弾いてほしいと頼む。理人が「寝るなよ」といい、引き始めた曲は「Someone to watch over me」目を閉じながら聞き入る也映子に理人は手を止め、

理人「俺好きかも。あ、バイオリン。俺も好きだわ、バイオリン。今・・分かった。あと・・」店員が防音室のドアを開け、理人が何かを言おうとするの遮った。

→ この時理人君はまだ告白じゃなくて、「也映子さんと一緒に演奏するバイオリンが俺は好きだわ」・・な~んて伝えようとしたんじゃないのかなぁ~って想像したりしてみました。実際は何を伝えようとしたのかな~、気になります。

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楽器店をでて歩く2人。新しい弓を買った也映子。今お金がないから修理も新しい弓も買わなかった理人。これまで使っていた自分の弓をあげると言う也映子に理人は、「じゃ、交換」と何かを差し出す。

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理人「あげようと思ったんだけど。誕生日だったんでしょ」

也映子「なんで知ってるの?」

理人「さっき自分で言ってましたよ、はい。おめでと。あと、すみませんでした」

也映子「え?それ・・」

理人「いいから!」

也映子「ありがと」

理人から也映子に贈られたプレゼントは松ヤニだった。

也映子「自分で使うつもりだったんじゃないんですか~?」

理人「まぁ、思い付きで」

也映子「使いまわすな!」

理人「じゃ、返して」

也映子「やだ、ちょうど無くなりかけてたし」

理人「知ってた」

也映子「え、うそ?」

理人「うそ」

也映子「は、あのね!いいや、まぁ、ってかでも、やっぱSomeoneっていい曲だね。私やっぱ3コンでやりたいわ。ってか本当の曲名なんて言うんだっけ?」

理人「Someone to watch over me」

也映子「ん、どういう意味だ?」

理人「私を見ていてくれる人」

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立ち止まり泣き出す也映子。「私はまるで子供だ。ガキだ」誰かに気付いてほしい、誰かに見ていてほしいと思っていた也映子は、ちゃんと自分を見ていてくれた人がいたことに気が付く。

→ きゃ~これは泣いちゃうでしょ。うれしいでしょ。そして自分がなんて子供だったんだと思うでしょ。也映子さんの気持ちわかるぅ~~。そして理人君、本当にあなたは人の事をちゃんと見てる人、そしてぶっきらぼうだけど本当に優しいね。ちゃんと行動に出して、言葉にも出している。最強の男子です。

理人「え?ちょと、え?何?勘弁してよ~。俺がなんかしたみたいでしょ」

也映子「ごめん、だって。でも、なんか止まんないんだもん」

理人「あ~~、めんどうくせぇ。ってか、何、あなた、酒飲んでなくても泣くの?いいから、とにかくこっち!」

理人が也映子の手を取り早歩きで歩き出す。

理人「あ~ヤバイ~。めちゃくちゃ誤解されてる~。俺がひでぇヤツみたいだよ」

也映子「あはは、だね。やばいね~」

理人「笑う前に、泣くのどうにかしろよ」

そして目の前に結愛が現れる、でも理人は也映子の手を離さない。

也映子「でも、どうすればいいの?人間愛で納まらなくなったら」

 

そして更に切ない切ない第7話に続くのでした。あ~本当に好きです、このドラマ。あとたった3話で終わり~なんて淋しすぎる~~。