半分青くて半分タイ

25年半のタイでの生活を終え帰国。大好きな旅の事、グルメの事、タイでの事を綴ります。

竹内結子さん 安らかに・・・。

日曜日の朝、サンデーモーニングを観ながら出かける準備をしていました。すると関口宏さんが[先ほど速報が・・・竹内結子さんがお亡くなりになりました」と、仰いました。竹内結子さん・・・「えっ」と声を出して絶句してしまいました。どういう意味なのか全く理解できず、Yahooニュースで確認、その言葉の意味を理解しました。

思い出されたのはコンフィデンスマンJPで共演された三浦春馬くんとのアイスクリームを食べながらの楽しそうな2人の撮影のやり取り。春馬くんが20代前半の頃、好きな女性のタイプは宮崎あおいさんと竹内結子さんと仰っていたのを思い出します。「Depression」という灰色の雲が私の上に覆いかかって来る気分でした。出かける準備をしていた私でしたが、笑顔で友人達と会い普通に会話をすることができるかどうかと自信を失しかけました。それでも約束時間まで時間が無かったので出かけました・・・そして助けられました。友達と話すことで気持ちが軽くなりました。皆さん言われていますが、気持ちが落ち込んだときは無理にでも出かけて友達と話すことで救われる部分がとてもあると思います。

 約2ヶ月の間に4人もの才能がある方々が亡くなられたこの事実に、何か想像も付かないような恐ろしいものがうごめいているようで背筋が寒くなりました。この負の連鎖がこれ以上続かないことを心から願います。

人は皆それぞれ他人にはわかり得ない苦しみを抱えている生き物なんだ思い知らされます。自分にしてみたらその人は本当に羨ましい人に見えるかも知れない。でもその人の本当の姿は誰にもわからないのかも知れない・・これは一部の人だけではなく全ての人に当てはまるのかも知れません。三浦春馬くんとTouristで共演された池田エライザさんの言葉が心にしみます。

 
 
 
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先輩を、友達を亡くしました。 いつも通り明るく振舞っているあの人もあの人も、友達を亡くし、悲しみの真っ只中にいる人間かもれしれません。 誰も本当のところはわかりません。 どれだけの傷を抱えて生きているかなんて、誰にもわかりません。受け止めることができなくて、言葉なんて見つからなくて、いつも通り生きないと置いてけぼりになるようで、歩みを進めているだけかもしれません。 幸せそうにみえるから幸せとは限りません。 人は自分のみたいように世の中を、人を、みる癖があります。 それはどうしようもないことではありません。 どうにかできることだと私は信じます。 ただ、私は、今は、ここでは、いつも通り振る舞うことにします。どう振る舞えばみんなに心配をかけずに済むのか、正解はわからないけれど、そうさせてください。

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昨夜は映画「春の雪」(三島由紀夫原作 豊穣の海 第一巻)を観ました。竹内結子さん演じられた美しく、儚く、凜とした綾倉聡子の姿が彼女自身と重なりました。初めて映画化された三島由紀夫の「春の雪」の美しい映像の中で華族社会を舞台に運命に翻弄される伯爵家の一人娘を演じられた竹内結子さん、綾倉聡子そのものでした。

 

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資生堂ツバキのCMも本当にお美しくて何度も繰り返し観ていたのを思い出します。ご冥福をお祈りいたします。