半分青くて半分タイ

25年半のタイでの生活を終え帰国。大好きな旅の事、グルメの事、タイでの事を綴ります。

タイ もうATMカードはいらない!カードレスでお金の引き出し

今日は、ATMカードはもう必要ないと言うお話です。

昨年日本に本帰国された先輩から、帰国前に色々興味深い話をお聞きしました。その中の一つがタイ老齢年金のお話です。私は現地採用として20年以上タイで働いてきましたが、外国人でも老齢年金を受け取れることは知りませんでした・・・というか、考えたこともありませんでした。

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私の場合はタイで15年以上働き社会保険料を支払っているので、55歳になった時点で申請をすれば毎月老齢年金を受給できることになります。受給額は微々たるものですが、タイに遊びに来る際のお小遣いくらいにはなりそうです。老齢年金を受け取るためにはタイで銀行口座を残しておく必要があるので、先輩に話を聞いたときから少しずつタイで口座を維持しておくためには何が必要か、どんなデメリットがあるか考え始めました。これが今回ATMカードをキャンセルしたきっかけです。

私が利用しているメインバンクはカシコン・バンク。ネット上の情報によると普通預金口座の場合、残高が2000バーツ以上であれば維持費はかからないようなのでこの点はクリア。(残高が2000バーツ以下で取引が一年無い場合、毎月維持費50バーツほど引かれる)もう一つはATMカード。銀行口座を開けばATMカードを作るのが当たり前のような考えですが、持っていれば年間費200バーツがかかります。もし日本に帰国すればATMカードを使用する事はないけれど、遊びに来たときに気軽に引き出し出来ないな~なんて考えていたら、友人からATMカードがなくてもアプリで引き出しが出来るんだよ~と。「え?そうなの?」と私。

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後から検索してみると、ネット上でもATMカードを作らずアプリを使ってATMからお金を引き出す方法がたくさんアップされていました。数年前から可能になっていたようなのでもう少し早く知っていれば~とちょっと後悔。あまり気に留めていませんでしたが、タイ人の同僚がカードレス引き出しの事について話していたのも思い出しました。あらためて、色んな情報にアンテナを張れる人でありたいな~と思いました。

さっそく友人から話を聞いたその日にカシコン・バンクに寄り、ATMカードをキャンセルしました。(キャンセルをすると残りの日数分の年会費は翌日戻ってきます。素晴らしい!)ATMカードをキャンセルするにあたり考えられるデメリットは一つ・・他銀行のATMから現金の引き出しが出来なくなるということだけです。新型コロナウィルスの感染が広まってから、できるだけキャッシュレスでの支払いを心がけるようになりましたし、現金の引き出しもより計画的にすればいいだけなので私的には全く問題ないと思いました。

ATMカードをキャンセルした後は、行員さんに教えてもらいアプリ(K-PLUS)を使ってATMから現金を引き出す練習を2回程しました。笑 帰宅後はこちらの方のブログを参考にさせて頂いてさらに復習。 丁寧に説明されていてとても分かりやすい内容でした!

www.saku-bangkok.net

 

 私はお財布の中に100バーツ札を常備しておきたい派なので、よく900バーツや1400バーツといった額で引き出すことが多いのですが、その場合は引き出し金額を選ぶ画面の「Select Amount」をクリックすれば、自分が引き出したい金額を100バーツ単位で入力することが可能です↓

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慣れてしまえばアプリでの引き出しの楽なこと!年会費もいらなくなったので無駄もなし!もうATMカードはいりません!