半分青くて半分タイ

25年半のタイでの生活を終え帰国。大好きな旅の事、グルメの事、タイでの事を綴ります。

タイ社会保険 歯科治療手当900バーツ を申請してきました。

タイでは外国人であっても企業で働く場合、社会保険に加入する義務があります。入社すれば自動的に社会保険に加入することになり、毎月お給料から5%(最高額750バーツ)が天引きされます。主な手当はこちらに記されている内容です↓ zero-asia.biz

会社で働いていた時は会社が加入してくれていた民間の医療保険もあり、保険適用の上限額以上になった場合は会社がすべて負担してくれていたので、バンコク病院など日本語通訳などのサービスが充実した私立病院で治療を受けていました。これまで社会保険を利用して病院で治療を受けることは全くありませんでした。タイで働く日本人、外国人の方はほぼそんな感じで、実際に社会保険を利用している方は少ないかも知れません。

歯科治療も年間900バーツと少額ではありますが社会保険が適用されます。私も会社に請求できる手当の上限額以上になった場合は社会保険を利用していました。

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、会社を辞めてからも約6ヶ月間は支払い無しで社会保険の保障を受けることが出来ます。(諸条件はあると思いますが、Fah Thaiの場合は、昨年7月に退職するまで約25年以上払い続けてきました)またタイで就職すれば社会保険に加入することになりますが、働かない場合は個人で加入することも出来ます。(諸条件あり)その場合は退職後6ヶ月までに社会保険事務所に連絡して手続きをする必要があります。

と、いうことで社会保険の保障をまだ受けられる今月、歯石除去に行ってきました~。社会保険の利用には2パターンがあり、社会保険登録歯科医院で治療を受けた場合は、社会保険番号を伝えるだけで、900バーツ以内の治療費であれば支払いゼロ。900バーツを超えた場合は不足分を支払うだけです。社会保険に登録されていない一般の歯科医院の場合は自分で支払いをし、社会保険事務所に提出する診療証明書を発行してもらい領収書と共に会社の総務部に提出するようになります。私が約18年間お世話になっている歯科医院は後者で会社を退職したFah Thaiは自分で社会保険事務所に申請をしました。社会保険が適用される治療は・・・

  • 虫歯の治療
  • 抜歯(親知らずの抜歯を含む)
  • 歯石除去

申請の際に提出した書類は・・・

  • 診療証明書
  • 領収書
  • パスポートの顔写真のページのコピー
  • 預金通帳の口座番号のページのコピー(手当の振り込みを希望する場合)

でした。コピーには忘れず署名をします。

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歯科医院で発行してもらう診断証明書

②の部分は歯科医院側が記入してくれます。申請する本人は①の部分を記入します。

記入内容は大まかに・・・

  • 氏名
  • 社会保険番号
  • 住所
  • 治療日
  • 治療を受けた歯科医院名
  • 治療内容をリストの中から✓
  • 治療代(上限900バーツ、900バーツ以下なら実際に支払った金額)
  • 手当の受け取り方法をリストの中から✓(銀行口座への振り込みが便利)
  • 銀行名(振込希望の場合)
  • 署名・申請日

私はシーロムにある社会保険事務所で申請手続きをしました。

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社会保険事務所 シーロムオフィス

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申請手続きは2階

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階段で2階へ上がり、発券機で整理番号をもらいます。

歯科治療の手当申請カウンターは2階の更に奥のエリアにあります。すぐに番号が呼ばれ、必要な書類を提出すると2分ほどで手続きが完了しました。手続き完了済の証明書をもらい社会保険事務所を後にしました。

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手続き済の証明書には14日程待つように書かれていました。電話番号も書かれていたので、14日経っても900バーツが振り込まれない場合は問い合わせしてみようと思います。

後日追記:

今日、1月21日に無事入金されました。約2週間かかりました。