映画「四月は君の嘘」TVで放送される度に必ず観る映画です。
だいぶ経ってしまいましたが、3月14日は中川大志君が出演した映画&ドラマが放送された中川大志君デーでした。フジテレビで久しぶりに放送された映画「四月は君の嘘」、やはり好きな映画です。私が初めて観たのはバンコクから日本へ帰国する飛行機の中。その頃まだ中川大志君を知らなかったFah Thaiは山崎賢人くんが出ていたので何となく見始めた・・という感じでした。原作との違いについてネットで色々なご意見を拝見しますが、私は原作を読んでいません。映画をみて率直に素敵な映画だなと思いました。
印象に残るシーンをいくつか振り返ってみたいとおもいます。まずは広瀬すずちゃん演じた宮園かをりちゃんの演奏会でのシーン。かっこよくて衝撃的でした。すずちゃんの演奏する演技もかっこいいし、カメラワークがとても良くて更にカッコよさが引き立っていました。この数年後に大志くんも「G線上のあなたと私」でバイオリンを弾く理人くんを演じる事になったんですよね~。
渡亮太:心惹かれる子に好きな人がいるのは当然。恋をしているからその子は輝く、だから人は理不尽に恋に落ちる。
有馬公正:なんか、渡がモテる理由が分かった気がする。
渡亮太:今頃かよ。
有馬公正:でも僕には無理だ。
渡亮太:無理かどうかは女の子が教えてくれるさ。
有馬公正:ほんと、渡はいい事言う。
渡亮太:だろ!
渡亮太君、友達思いの本当にいい子だね~。チャラ男風だけれど、実はちゃんと見てるし、分かってる。渡みたいな友達がいるっていいな~、男から見てもかっこいい男子だ。それにしても渡亮太演じる大志君のこのイケメンっぷり!
宮園かをり:顔上げて、私を見て。下ばっか向いてるから五線譜の檻に閉じ込められちゃうの。大丈夫、君ならできる。旅に出よっ。旅の恥はかき捨て・・思いっきり恥かこうよ、二人で・・行こう!
有馬公正:君は自由そのものだね。
宮園かをり:ちがうよ。音楽が自由なの。
このかをりちゃんの言葉が好きです。彼女の音楽の大胆さ、上を向こう、思いきってやってみようという気持ちが表れた言葉は自分の未来を知ってしまった自分自身を奮立たせるものでもあったんだと思います。そして公正くんに勇気を・・。
審査中、かをりちゃんのバイオリンの邪魔になると思い、途中でピアノの演奏を止めてしまった公正くん。そしてかをりちゃんも演奏する手を止めて・・・
宮園かをり:Again!
その言葉で再び一緒に演奏を始める二人。演奏を終えると会場は大きな拍手に包まれていた。
宮園かをり:ありがとう、有馬公生くん。ここにいる人たちが私たちの事、忘れないでくれる・・・きっと私、忘れない・・・。
↑ 一度は演奏の手を止めてしまった公正くんに、かをりちゃんからの「Again!」という言葉。その言葉の裏には「大丈夫、君ならできる。一緒に恥じかこうよっ2人で!」の思いがあり再び演奏を始めた2人。何か吹っ切れたような、心が解き放たれた2人の演奏は会場の人達を魅了し、大きな感動を呼びました。そして会場の人達からの惜しみない拍手・・・感動のシーンでした。
そしてこの川に飛び込む場面も名シーンでした~。ピアノを再び始めようとしない公正くんに、あの舞台で感じた喜びを忘れられるのかと尋ねるかをりちゃん。
宮園かをり:みんな怖いよ。・・・それでも舞台にあがる。・・・思い切って、飛び込もうよ、こんな風にね!
川に飛び込むかをりちゃん。「一度やってみたかったんだ~。サイコー!」
有馬公正:そうだ忘れられるはずがない。
公正くんも思い切って川に飛び込む。←現実的には危なくてあり得ませんが、でも勇気をもらえる素敵なシーンでした。
沈んでいる公正くんに「ご飯食べてる?」「お前は一人なんかじゃないんだからな」といつものように接する2人の友情が心にしみました。やはりいい映画だな~。
この時の大志くんは等身大で演じることができた年齢で、本当に高校生らしかった~。そしてこの髪型&イケメンっぷり。名言シーンでの表情とか、最後のシーンの表情を改めてみると本当にいい演技をしているんですよね。初めて観たときはどうして注目できなかったんだろうって反省してます。
そしてそして新型コロナの影響で延期ってことにならなければ、いよいよ来月中川大志くんとこの時共演した石井杏奈ちゃんのW主演映画「砕け散るところを見せてあげる」が公開されます。これまで演じたことないタイプの役柄をどのように私達に届けてくれるのか、これからの大志くんが益々楽しみです。
TBSのドラマの撮影もコロナの影響で中断が発表され、放送日も延期となったので、差し替えが予定されていますね。大志くん出演の映画を放送してくれませんか~?