G線上のあなたと私 第8話 3コン開催!
第7話からの続き。
眞於先生のところに行った理人くん。理人くんを部屋に入れる眞於先生・・。「どうして」と聞く眞於に「話聞くっていったでしょ」という理人。その顔を見て、改めて眞於は理人の自分を見る目がずいぶん前から違うと分かっていたと話す。
ちょっとだけ・・と理人の胸に顔をつけて、押さえていたものが吐き出されるような眞於先生の嗚咽のシーン、とてもリアルな演技でした。それを「いいですよ、ゆっくりで」と受け止める理人君の優しさ。
「大事な人であることには変わりない、落ち込んでいるなら力になりたい。それは今の変わらないし、そこは変わらなくていいんだってわかったから来た」という理人の言葉。なんかいいこと言いますね、理人くん。変わらなくていいっていうのを気づかせてくれたのは也映子さんですね。そんな理人に自分が今持っている悩みを打ち明ける眞於先生。それを「うん」「うん」と聞いてあげている理人くん・・素敵なシーンでした。
そして也映子と幸恵が待ついつものカラオケルームへ向かう理人。眞於の様子をはなす理人。行ってくれて有難うという也映子、言ってよかったですという理人。理人が何かを言おうとするのを遮って也映子は3人で飲もうという。酔っ払ってころびそうになる也映子を支える幸恵と理人。神様ありがとう。私たちをここにたどり着かせてくれて。
待ち合わせの前にばったり也映子に会う理人、だが兄嫁の芙美さんに言われた占い(11月24日以前に告白するとふられる)が気になり告白できない理人。
毎回芙美さんと理人くんのシーンも結構好き。芙美さん見てるとほっこりするし、理人くん髪の毛ぐちゃぐちゃだし。笑 それもかっこいいんだけどね。
2人の気持ちを知る幸恵はじれったく思うが、発表会が終わるまではという理人の言葉に黙っておくことにする。3コンに向けて理人のスパルタ指導が復活。発表会まで1週間に迫ったカラオケルームでの3人のやり取り?なじりあい?潰しあい?めっちゃ面白かった。ほんといいな~この3人。
ある晩、バイオリンの練習に外にでる理人。侑人ともついてくる。
侑人「お前かっこよくなったな」
理人「は?」
侑人「お~~~寒空の貴公子!」
理人「うるせぇ!」
ここに来て、お互いを認め合ったような加瀬兄弟の素敵なシーンでした。 確かに理人くん、以前はよくこじらせていたけれど、人を包み込むような素敵な人になりました。それがよく分かる大志くんの演技。
11月24日3人のコンサートの当日。続々と3人の家族が集まってくる。お互いの家族を紹介しあう3人。そしていよいよ3人のコンサートが始まった。
残り最後の1曲となったとき、この3人のコンサートを開くことになった経緯・・幸恵が秋の発表会に出られず3人でどうしても弾きたかった曲を弾くために3コンをひらいた・・を幸恵が話し始める。それと同時に年齢も立場も違う、バイオリン教室がなかったら出会わなかったであろう3人が、色々乗り越えながらほんのちょっとだけバイオリンが弾ける大人になったこと、こんなに若くて楽しい仲間ができたことに感謝にして涙する。そして幸恵や家族に促されて話しを始めた也映子・・理人の家族を気遣いながら話し始めた内容、それは眞於先生のことだった。ここでもそれをまっすぐ聞こうとする芙美さん、かっこいいなって思いました。芙美さんって裏表がないし、ちゃんと旦那さんの事を理解してるし素敵な女性です。
そして也映子の言葉を内緒で録音し始めた理人。
後日バイオリン教室に書類を取りに来た眞於にバイオリン教室の庄野は理人からあずかったというレコーダーを渡す。辛い状況にあった3人を救ってくれたのがバイオリンだったこと、そういう時に音楽に出会うと教えてくれた眞於先生、今はその音楽とのかかわりに苦しんでいる先生自身のこと・・・等、その中には也映子の眞於に対する思いと感謝の言葉が入っていた。也映子の言葉に、3人のバイオリンに今度は眞於が救われたのだった。也映子さんの言葉を聞いている幸恵さんと理人くんの表情がとても好きです。2人も同じ気持ちでそれを也映子さんが代弁してくれていたんですね。
そして最後に弾く曲は
「私たちを引き合わせてくれた曲です」・・・・G線上のアリア♪
3人が出会ってからのことが走馬燈のように思い出される。心を込めてG線上のアリアを弾く3人。ようやく3人で演奏出来た喜びをかみしめながら・・・。これまでの想い出のシーンが3人が弾くG線上のアリアと共に流れて、あと数回でこのドラマも終わりだというそんな思いもあり感動しました。良かった!!
メキシカン・レストランで打ち上げをする3人。3コンのシーンも好きでしたが、この打ち上げのシーン、特に幸恵さん最高でした~。也映子のスピーチを眞於先生に聞かせてあげたかったという幸恵に理人は「ああ、まぁ」と返事する。ノリが悪い理人に也映子はあまり飲んでないんじゃないかと聞く。
幸恵「うふふふふふ。んふふふふふ。セーブしてるのよねぇ~この後~とぉ~お~。やだもう~~ニヤニヤしてきちゃううぅぅ。顔の筋肉が~顔の筋肉が~・・私帰るわ」
もう幸恵さんのニヤニヤ&ウキウキ感がたまりませんでした~。幸恵さん楽し~~。幸恵さん可愛い~。このドラマを見ている私も幸恵さんと同じ気持ちでニヤニヤ。
幸恵さんかなり酔ってますねぇ・・と引き留める2人。
幸恵「ウフフフ。もう楽しくって。G線も弾けたし、3コンも成功したし、こんな素敵なお店で酔っ払えるし、もう思い残すことないわ」
挨拶の時なぜ旦那さんにお礼をいわなかったのか聞く2人に照れ臭かったという幸恵。本当はまだ浮気した夫を許せない幸恵のことを也映子は理解していた。
突然、理人が誕生日だったことを思い出した也映子。出会ったときは19だったのが21になったのか、うそ~という也映子に
理人「何驚いてるんですか。そんだけあなたも年取ってるんですよ」
幸恵「やめて」
理人「え?」
幸恵「それダメージ強いの私のほうだから」
理人「あ」
幸恵「はぁ。いつまでたってもダブルスコア」
理人「いや・・このままいけばどこかでダブルスコアではなくなりますよ。だって・・・・・あれ、幸恵さんって今いくつですか?」
也映子「本当に理系だな~お前は。デリカシーを持て。デリカシーを!」
幸恵「あら。え、やだ今幸恵さんって。気になっていたのよね~ずっと。こっちは也映子さん、こっちは北河さん。この差だよな~って」
理人「はい~?」
也映子「なに幸恵さんそんなこと気にしていたんですか~?かわいい~~。・・・・」
幸恵「はぁ、いいわ~もう呼ばれないもんね~。・・・・・」
也映子「ねぇねぇもっと呼んであげて」
理人「別にいいですよ。幸恵さん」
幸恵「はぁ~」
也映子「もっともっと~」
理人「幸恵さん」
幸恵「お、お~~」
也映子「もっともっともっと~」
理人「んんん(喉を鳴らす音)幸恵さん 幸恵さん 幸恵さ~~ん」
幸恵「ああ~~ちょっとやめてやめてやめて。これなんかのハラスメントだわ、なんか逆に酔いがさめてきちゃった。ちょっとトイレ」
はい、このシーンも最高。幸恵さんのリアクションが面白くて面白くて!世の年上女性は幸恵さんみたいに理人くんに名前を呼んで貰いたがっているでしょうね。で、幸恵さんみたいなリアクション絶対しちゃう。羨ましいわ~幸恵さん。私も呼んで貰いたい~~~~。
2人きりになった理人と也映子・・バイオリンはどうするかと尋ねる也映子に
「あのさ、俺らもうバイオリンでつながろうとしている場合じゃないですよね?」と理人・・そこに注文したテキーラが運ばれてくる。それを一気飲みする理人。
理人「也映子さん!・・・いやダメだ、却下」
也映子「はい?」
理人「酒の勢いで言って、また全然覚えてないって思われても困りますから」
也映子「勝手に自己完結しないでください」
理人「すみま、せん」
也映子「いえ」
明日、日曜日に会って話したいという理人に、わかりましたと答えた也映子・・。
トイレに行ったままのふりして上から2人の様子をうかがう幸恵さん、これまた最高!
第9話へ。