半分青くて半分タイ

25年半のタイでの生活を終え帰国。大好きな旅の事、グルメの事、タイでの事を綴ります。

新型コロナウィルス影響 バンコク スワンナプーム空港

先日、スワンナプーム空港に行く機会がありました。その日は金曜日でしたが、駐車場は少し前に行った平日より混んでいて二重駐車されている車もありました。スワンナプーム空港の立体駐車場(特に国内線側)は、大変混み合うことで有名ですが、新型コロナウィルスの影響を受ける前と比べると駐車台数は断然少なくなっていました。

こちらはスワンナプーム空港の立体駐車場エレベーターの中。ここでもSocial Distancingを保つための工夫がされていました。しかも皆さんちゃんと実行されていました。やらされているという感じではなく、感染リスクへの意識が高いから自ら実行しているようにお見受けしました。

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スワンナプーム空港立体駐車場のエレベーター内

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空港内の椅子にもSocial Distancingの対策がされています。

日本ではこういった風にエレベーターや椅子に対策がされているのでしょうか。タイはかなり早い時期からされていたように感じます。日本のニュースを見ていると、最近ようやく座席数を減らして一定の間隔を保てるようにしたお店のこと等が紹介されていましたが・・・。タイは更にその先にすすんでいてバンコクやリゾート地などでは店内での飲食が禁止されています。通常のバンコクでは考えられないほど、車の通りは少なく、スカイトレインなどの電車の利用者も無理なくSocial Distancingが保てるほど少なくなっています。東京やそのほかの大都市で、未だに大勢の人達が通勤時間帯にマスクをしながら駅の構内を歩く姿を見ていると、ここタイやそのほか東南アジア、欧米諸国とのあまりの違いに愕然とします。

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フライトのほとんどが欠航中。夕方の時間帯に行きましたが、運行されていたのはシンガポール、広州、ドーハ行きの数便の国際線と国内線がちらほら・・ぐらいでした。こういった状況にもかかわらず欧米人旅行者をかなり見かけました・・・ちゃんと帰国出来る便はあるのでしょうか?そういえば、私の同僚達の多くがAirbnbを所有していて、観光客がいなくなった今、借りて手もいない状態ですが、中には国境閉鎖をしてしまいフライトがなく帰れないからこの金額で泊めてくれないかといわれ、かなりの安価で貸している同僚もいます。

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空港内は営業を中止している店舗がいくつかありましたが、半分以上の店舗がまだ営業していました。空港内はイートインも出来るようでした。この日は空港内のコンビニ、7イレブンは営業していませんでした。

まだフライトが運行されていた金曜日でしたが、タイの航空局は土曜日の朝から月曜日いっぱい(4月4日~6日)まで全てのタイへの到着便を禁止すると発表しました。国内線においてもこれまで運航していたバンコクエアウェイズとタイ・スマイルが4月7日から4月末まで、全ての国内線便をキャンセルすると発表しました。

加えて、次の空港がそれぞれの日にちから4月末まで閉鎖を発表しています。

プーケット空港:4月10日~

サムイ空港&スコタイ空港:4月7日~

トラート空港:4月5日~

またタイ最大の島で人気の観光地プーケットでは、4月4日から全てのホテルに営業中止命令が出されました。滞在中の宿泊客がいるホテルについては営業が認められていますが、チェックアウト後は速やかに営業を中止すること、新たな宿泊客は受け入れないこととしていますがいつまでになるか期間は発表されていません。。また現在宿泊中のゲストの人数と名前の報告も義務づけられています。

タイ全土で実施されている午後10時から朝4時までの6時間のCurfewですが、プーケットではそれを破り逮捕者も出ています。Curfewの時間も更に8時間、10時間と延長されるのではないかという噂もあります。

これから何週間か、もしかしたらそれ以上の間、自宅に籠もるという生活の中でなるべくストレスを感じないよう、どう過ごして行くかが課題です。