半分青くて半分タイ

25年半のタイでの生活を終え帰国。大好きな旅の事、グルメの事、タイでの事を綴ります。

素敵な古民家カフェ「山星」さんに行ってきました。

今度帰国したら絶対行く!と決めていた古民家カフェ「山星」さんにお邪魔することが出来ました。築150年の民家をリノベーションして去年の春からご夫婦で始められたというこちらのカフェ「山星」さん、一ヶ月に数日しか開いていないというお店なので、行く前に営業日の確認が必要です。オーナー兼お料理担当の奥様が看護師のお仕事をされているということで、オープン出来るのは月に数日ということでした。嬉しいことに今回の帰国中に営業日が一日あったので、このチャンスを逃すまいと早速行ってきました。

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お店に続く細い道の入り口にはこんな可愛らしい看板が・・。

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お店の入り口。入るとすぐ目の前がキッチンのようでした。

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お店の中はこんな感じ。なんて素敵なんでしょう!

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お話を伺うと、こちらの民家はご主人の叔父様がお住まいになっていたもので、4年前に叔父様がお亡くなりになり、引き継ぐことになったそうです。当時は物置状態だった畳のお部屋を断捨離して片付け、ほぼご自身でリノベーションをされたそう。所々に昔ながらの味わいのある家具が配置されていて、とても落ち着く空間です。テーブルも2人用から4~5人用に加えてソファ席、また、お庭の緑を眺めながら食事が出来るカウンター席もありました。そして店内には心地よいジャズが流れていて、オーナーお2人のセンスがうかがえるとても素敵なお店。

今回は幾つかある中からメイン・ディッシュを選び、それに副菜5品とスープ、ごはん、飲み物が付くワンプレートにしました。奥様が宮崎県出身だということを事前に聞いていたので、メインはキチン南蛮にしました。そのほかにも単品オーダーできるメニューもあり、タイのガパオライスやベトナムのブンチャーなども。ご主人もそうですが、奥様も本当に気さくな方で色々説明して下さいました。ワインもあるということだったので、ワイン好きとしては外せないと思い、一緒に赤ワインも頂きました。数ある中からブドウの品種で選ばせていただきました。

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素敵なブルーのボトルに入ったお水。お庭を眺めながら待ちます。

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外にはこんな気持ちよさそうなテーブルもありました。

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古民家カフェ山星のワンプレート。メインのチョイスはチキン南蛮。

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副菜はサモサ風春巻き・きゅうりとトマトのピクルス・ひじき煮・ナスとパプリカのマリネ・さば。本日のスープはかぼちゃの冷製スープ、そしてご飯。

お料理のクオリティが高くてどれもとても美味しかったです。付け合わせのサラダ用の自家製のドレッシングも美味しくいただきました。色鮮やかな盛り付けや使われている食器にもセンスを感じました。 

 

古民家の落ち着く空間で心地よく流れるジャズを聞きながら、素敵なお庭を眺めつつ、美味しいお料理とワインを堪能できる・・・こんなお店が近くにあったら毎日でも通いたくなりますね。とってもあこがれる素敵なお店「山星」さんでした。ご主人曰く、もともとは地域の人たちに活用していただきたいと思い始めたとのこと。今はSNSを通してこのお店を知って訪れる松本市以外からのお客様が70%を占めるということでした。こんなに素敵なお店なら利用したいという人達でいっぱいになることでしょうね。私もぜひまた来たいと思います。

山星さんにお邪魔した後、少し周辺を歩いてみました。

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こんな素敵な松本市指定重要文化財の家屋も。

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可愛らしい道端の花々

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 穏やかなひと時を過ごせた夏の終わりの午後でした。