半分青くて半分タイ

25年半のタイでの生活を終え帰国。大好きな旅の事、グルメの事、タイでの事を綴ります。

家庭菜園で収穫した夏野菜

家庭菜園の夏野菜が収穫できるようになりました。毎日のように収穫できている野菜の一つがズッキーニ。これまでのお気に入りは、シンプルにオリーブオイルと塩胡椒でグリルする食べ方。最近は飽きないようにネット上のレシピに助けてもらっています。先日は初めて天麩羅にしてみました。ホクホク&ジューシーでとても美味しいズッキーニの天麩羅。新しい発見でした。ある日はハンバーグの付け合わせとしてグラッセや夏野菜のカレーとして。こちらもGOOD!また大きくて形のいいズッキーニが収穫出来ました。ズッキーニの新しいレシピに挑戦するのが楽しい毎日です。

そして先日は収穫出来たパクチーでヤムウンセンを作りました~。日本に帰国して初めて作ったタイ料理。使用した材料は春雨、豚バラを挽き肉にしたもの、エビ、タマネギ、パクチー、レモン汁、ナンプラー、砂糖。見た目は質素でしたが、美味しかった!唐辛子を入れなくても全然いけます!
パクチーも、もはや食べきれないほど育っています。パクチーの発芽率は低いと聞いていましたが?!日本で育てるパクチーは匂いが強くないと聞いていましたが、いえいえ。タイではそれほど目立たない個性のパクチーも日本では強烈な個性を放っています。Fah Thai家もパクチーが苦手なメンバーがほとんど。喜んで食べるのは母とFah Thaiくらいです。まぁ、母も付き合って食べてくれる程度ですが・・。今度は懐かしいヤムマーマーを作ってみようかな。帰国の際、頼まれたお土産用のマーマー以外は一切買ってこなかったFah Thai。今になって食べたくなりました。これも家庭菜園でパクチーが見事に育ってくれたおかげですね。

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家庭菜園で収穫したズッキーニ、パクチー、苺

パクチーとズッキーニ、どちらも5月のはじめに種を蒔いたり、苗の植え付けをしたばかりですが、約1ヶ月でこんなに立派なものが収穫できるなんて!初心者のFah Thaiにしてみればとてもアメイジングです!ストロベリーはFah Thaiが小さい頃から春にいつも食べていたもの。昔は全然甘くなくて美味しくなかったFah Thai家の苺。年々甘さが増してとても美味しい!こちらもアメイジングです。Fah Thaiが知る限り何の手入れもしていないような我が家のストロベリーですが、この時期になるとちゃんと美味しい実をつけてくれるようです。お気食べ方は食べ方は母が作ってくれる苺のスムージー、またはそのままパクッと。

 

昨日は春馬くんの月命日でした。来月の18日で一年なんて時の流れの早さを感じずにはいられません。前日、とても印象的な事がありました。自宅の敷地内のベンチに父母と座っていたときのこと。美しい空色の蝶々が一匹、私達の目の前を飛んでいました。これまで見たことのないようなブルーの蝶々に母も「見たことがない綺麗な色の蝶々だね」と。その日の午後はとても印象的な雲が空に。そして夕方に一瞬降った雨の後には虹もかかりました。久しぶりに見た虹に感動していると、母が「タイでは虹はかからないの?」笑 とても春馬くんを感じる午後から夕方にかけての時間でした。

 

ふと、ドラマ「監察医朝顔2」で印象に残っている片桐はいりさんが演じられた松本教授の言葉を聞きたくなりました。

人間はそんな簡単なものじゃないんです。人間はほんのささやかなことでも自分にとって大切な人のことを関連づけて思い出せる生き物です。その人が来たことがあるだけで、自宅に帰ることが辛くなる。その人と一緒に食べたものを食べれば、その日の光景をありありと想い出す。その人と歩いた道を歩けば、しゃがみ込んで歩けなくなる。なんてないことにもすべて人間が生きた功績が残っているんです。