筍三昧で夕ご飯
今日はとても天気が良かったので、筍採りに行ってきました。人生初めての筍採りでした。私の思い描いていた筍はスーパーなどで春頃によく見るあのどっぷりとしたタイプ。今日採れたのはまったく違うタイプの筍で、筍にも色んな種類があることを初めて知りました。
インターネット上で調べたところ、スーパーでよく見るあの筍は孟宗竹、その他に破竹、真竹という筍の種類があるようでした。どうやら今日我が家で収穫したのは破竹という種類の筍のようです。
これほど細長い筍があるとは!孟宗竹のように土の中から掘り起こすのではなく、地面から数十センチ出てきた部分を収穫。特徴は細長く皮が赤紫色をしているということなので、今日採れたのは破竹だと思います。もう一種類の真竹も破竹のように地面からでた部分を収穫するとのことですが、違いの一つとして真竹の皮には黒色の斑点があるようです。
自宅に戻った後は、家族で筍の皮をひたすら剥き剥き~。おかげで右手の親指がいたくなりました。その後は細かく切ってアク抜き。根元に近い太い部分は固そうなので棄ててしまいましたが、その部分は天麩羅にすると歯ごたえが良く、美味しいようです。
せっかくたくさんの筍が採れたので今夜の夕ご飯は筍三昧で。筍を使った今日のメニューは、筍とサバ缶のお味噌汁、筍とエビのかき揚げ、筍としめじのバター醤油炒めです。
信州、特に北信地区に「根曲がり竹とサバのお味噌汁」と言う郷土料理があると、何年か前に知りずっと食べてみたいと思っていました。小さい頃、食べた記憶はありません。そんなFah Thai家でも作るようになったようで、今回筍(根曲がり竹ではありませんが)とサバのお味噌汁を初めて食べました。筍のシャキシャキ感とサバのうま味とコク。筍のシャキシャキ感とお豆腐の軟らかさの食感のコントラストも最高。じゃがいもとタマネギもいい仕事をしてました~。他にも筍を使った料理をあと2品。
筍三昧のディナー、どれもとても美味しかったです。旬の筍を収穫してその日のうちに味わえる贅沢。また食を通して日本の季節を楽しむ事ができました。
次回は筍でどんなお料理を作ろうかな~。