半分青くて半分タイ

25年半のタイでの生活を終え帰国。大好きな旅の事、グルメの事、タイでの事を綴ります。

元同期と元上司のお宅訪問♪ チェンマイ旅行 ⑧ 上司の思いが込められた素敵なお家& チェーンダオの和食屋さん

この日もまたP'Mの家にお邪魔させて頂きました。シンプルで穏やかな生活を好み、こだわりも強いP'M。チェーンダオに土地を買い、家を建てる事を決める前から定年退職後の自分の生活をはっきりと思い描いてらした事が感じられるお宅です。

今回初めて知って驚いたのはP'Mが車を運転するということ!笑 バンコクで車の運転をされるのを全く見かけていなかったので、運転どころか免許も持っていないのかと思っていました。バンコクで私の車にP'Mを乗せることはあってもその逆はなかったので、この事実に驚き!運転がとってもお上手でした。笑 私達の会社は中心地から離れた不便な場所にあったにもかかわらず、渋滞の中を運転することを嫌い、バス等の公共交通機関で通勤していたP'M・・・とてもP'Mらしいエピソードです。因みにタイでは2003年まで永久運転免許証が発給されていました。これは(現時点で)更新手続きや取り消しの義務が全く無い運転免許証です。日本人の感覚からすると適性検査を要する更新手続きが必要ないそんな免許証がある事自体が驚きですが・・・。単純に考えれば、永久運転免許証を持っている方々にとっては面倒な手続きが必要ないのは嬉しいことでしょうね。P'Mのも永久運転免許証でした。

早速P'Mのお宅へ。素敵な門がありました。門をくぐって敷地内へ。

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お庭もとても広くたくさんの木や植物お花でいっぱいでした。敷地を囲む塀のお花もとても素敵でした。家の外には伝統的なタイの住居に見られる水瓶も置かれていて、P'Mのこだわりが強く感じられました。将来的にはこのお庭で簡単に珈琲ショップを開きたいと言うP'M。でもそれは収入を得るためではなく、淋しさを紛らわせために・・と。本当にP'Mらしい考えです。そういえば、以前近くを通りかかった外国人から「この素敵な建物はカフェか何かですか?いつオープンするんですか?」と、聞かれたというP'M。とても嬉しそうでした。

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P'Mのお宅は古い木材のみが使用されています。チェーンダオの古い木材を取り扱うお店や、取り壊された古い家の木材を購入して建てられたというお家。これまでにかかった費用を聞いてびっくりしました。古い木材を使用することにこだわり、自分が思い描いていたお家で好きな物に囲まれて余生を過ごしたいという気持ちが感じられるとても素敵なご自宅です。

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お家の中はまるで美術館のようでした。センスが感じられる素敵な物ばかり・・同時にシンプルに生きたいというP'Mらしさをとても感じました。家具の中にはわざわざバンコクから運んできたものもあるそう。写真は遠慮させていただきましたが、ベッドルームもとても素敵でした。

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P'Mにお家の事を聞きながら、チェーンダオの朝市で買ったケーキを食べながら皆でティータイム。使用されたお皿もP'Mらしい!カボチャのクリーミーさが絶妙だったカボチャ・ケーキがとても美味しかったです。朝市でこんなに美味しいケーキが買えるのもチェーンダオに住む魅力の一つだと思いました。

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今回P'Mのお宅を訪問して感じたのはサスティナビリティ。今、私が関心を持つ大好きな言葉です。関心を持つようになってから実は色んなところで謳われていることなんだと思いました。車の運転しながら毎日ラジオから聞こえてくる言葉です。関心を持つようになったのは、春馬くんがきっかけで大好きになった番組「世界はほしいモノにあふれてる」のおかげです。日本を含めて世界の素敵なモノを紹介するこの番組・・これまでもファッションや伝統的なモノ、職人さんやデザイナーさん等様々なアイディアを持つ方々が生み出すモノ・食品の数々。使う事、使い続ける事、再利用する事の素晴らしさを学んでいます。サスティナビリティ・・そうやって使い続けることが春馬くんが言っていた経年美化に繋がるんだと思えます。とてもサスティナブルなP'Mのお家・・近い将来P'Mが愛情をもって住む事によって経年美化がすすむんだろうなぁと思いました。私ももっとサスティナブルな生活をしていきたいと思うこの頃です。

 

素敵なP'Mのお宅訪問の後は、P'Mがおすすめする和食屋さんへ。「え?チェーンダオに日本食?」と、とてもびっくりしました。初めはチェーンダオで和食を食べなくても~と思いましたが、P'Mに「日本人のFah Thaiが食べたらどう思うのか知りたい」と言われて、なるほど自分でもどんな日本食が出されるのかとても興味がわきました。

レストランはオープン・エア。外で食べる和食もとても新鮮な感覚でした。メニューはセットメニューが数多くあり、単品でお寿司やお刺身などもオーダー出来ました。確かバンコクの日本食店でコックさんをしていたまだお若い男性のオーナーさんがご兄弟と経営されていると仰っていました。残念ながら店名は忘れてしまいました。

そのお味は・・・チェーンダオとは思えない新鮮さとクオリティでした。お刺身やお寿司が新鮮で海の無いチェーンダオなのに・・と驚きました。(チョンブリか何処かの業者から仕入れていると伺った気がします)Fah Thaiは他にも鰻丼や唐揚げを頂きましたが、どれも美味しかったです。意外でしたが、チェーンダオで食べる和食、とてもいい体験でした。

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P'Mはもう数日チェーンダオに滞在する予定だったので、この日の夕方便でバンコクに戻る予定だったFah Thai達はここでお別れ。またバンコクでご飯に行こうねと約束をしました。念願だったP'Mのお宅を訪問できてチェーンダオの魅力を知ることが出来て、とても思い出深い2日間になりました。

 

チェンマイの中心地へ戻る車の中でラジオから流れてきたのは、坂本九さんの「上を向いて歩こう」タイの田舎でラジオから偶然にも「上を向いて歩こう」が流れてくるなんて嬉しくなりました。この旅を想う時、想い出す曲になりそうです。