半分青くて半分タイ

25年半のタイでの生活を終え帰国。大好きな旅の事、グルメの事、タイでの事を綴ります。

「世界はほしいモノにあふれてる」2020年8月27日放送 ~世界が欲しいものは日本にあふれてる~

今夜、三浦春馬くんが生前最後に収録された「せかほし」が放送されました。今夜のテーマは日本の究極の台所道具。約4年間に渡り、47都道府県を訪れ、メイド・イン・ジャパンのモノ作りや文化を伝える人々を取材した著書「日本製」を今年4月に出版した春馬くん。春馬くんが日本の文化や職人の方々による素晴らしい物作りに興味を持ったのは、海外で目をキラキラさせながら自分の国のよいところを話す友人達を前に、自分は日本の良いところをうまく伝えられなかったのがきっかけだったと何かで拝見しました。以前春馬くんが番組内で「日本も含めて世界だから取り上げて欲しい」とおっしゃっていた日本がテーマの回が最後の出演だなんて・・春馬くんらしいなと思い、嬉しくもあり涙が止まりませんでした。

番組内では、私も以前から気になっている新潟県燕市で一枚の銅板から作られる継目なしのやかんも紹介されていました。それぞれの職人さんの技によって産み出される繊細な美しさに心を奪われます。余談になりますが、今月末で閉店となるここバンコクの伊勢丹でも近年日本の職人による物作り・文化を伝えようと、日本各地の職人による製品が展示、紹介されていました。南部鉄器や江戸切子・・他にもたくさん。それまで知らなかったモノも多く、その美しさに感動し日本人として誇らしく、でも知らなかった自分が恥ずかしくもあり、もっと知りたいと思いました。伊勢丹さんでの展示がきっかけで燕カトラリーに興味を持ち、ある場所で記念として購入し使い始めました。先日も伊勢丹で燕市で作られたステンレスの急須に一目惚れしました。とても味わい深く毎日使えたら幸せだろうな~と思える品でしたが、お値段が・・・。もう売り切れになってしまっているかも知れませんが、今度行ってまだそこにあれば、私を待っていてくれてるのかもしれません。笑

私自身も日本の外に出たからこそ、日本に目を向けて考えられるようになったし、日本の素晴らしい部分により気がつけるようになったと思います。そして日本が何処よりも愛おしいです。日本は欲しいものにあふれてる・・いつか春馬くんが残してくれた「日本製」を手に日本各地を訪れてみたいという目標ができました。本当に本当にありがとう。

f:id:fahthai:20200828022458j:plain
f:id:fahthai:20200828022452j:plain

f:id:fahthai:20200828022446j:plain

JUJUさん、せかほしのスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。「せかほし」は本当に愛にあふれている・・そんなスタッフの方々が作る番組、せかほしでの春馬くんは本当に穏やかで素の自分で居ることが出来たんじゃないかと思います。

春馬くん、大好きです。あなたの笑顔、笑い声、忘れません。今夜はせかほしのテーマソング、JUJUさんの「Remember (The Good Times)」を聴いて、せかほしの幸福感に包まれながら眠ります。どうか天国のあなたも安らかで幸せでありますように。

youtu.be

来週の2年半のせかほしの歩みを振り返る総集編。絶対見ます。おやすみなさい。