半分青くて半分タイ

25年半のタイでの生活を終え帰国。大好きな旅の事、グルメの事、タイでの事を綴ります。

音楽や映画に励まされる日々。

昨夜の報道ステーションで、日本人バイオリニスト横山令奈さんがイタリア、クレモナの病院の屋上で行った演奏に関するニュースを拝見しました。クレモナはストラディバリウスとして有名な弦楽器を製作したアントニオ・ストラディバリが17世紀から18世紀にかけて活動した場所。今回の演奏は新型コロナウィルス患者治療の最前線となっている病院からの地元の団体に相談があり、そして横山さんに依頼があったそうです。

 

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医療従事者への感謝と、患者さんたちが再び音楽や芸術を楽しめる日が来るようにとの祈りを込められたという横山さんの演奏・・クレモナの街に、いつ感染するか分からない状況に身を置いて闘っている医療従事者の方々、病気と必死に闘っている患者さん達、イタリアの人々、遠く離れた日本やタイにいる私の心にも響き渡りました。 

演奏中の映像はクレモナ周辺の病院の為の寄付を呼びかけるビデオに使いたいので、なるべく普段通りのコンサートに近い形でと病院側に頼まれたそうです。その思いに応えるべく、マスク着用は無しで、ドレスも病院側からリクエストがあった愛や情熱を表す赤を着たそうです。

横山さんの演奏に多くの人達が励まされ、癒やされ、勇気をもらったと思います。何かと話題が多い報道ステーションですが、このニュースを報道してくれたことに感謝したいです。

話は変わりますが、先週の土曜日NHKBSプレミアムのプレミアムシネマで「オズの魔法使い」が放送されました。とても有名な映画ですが、はじめから終わりまでしっかり観たのは初めてでした。あらすじは・・・

大竜巻に巻き上げられて、魔法の国へと迷い込んでしまったドロシー。故郷のカンサスへ帰るためには、エメラルド・シティーに住むオズの魔法使いに会いに行かなければならない。旅の途中で出会った脳のないカカシ、心のないブリキ人形、そして臆病なライオンと共に知恵と勇気と優しさで、困難を切りぬけていく一行の不思議な冒険……。

今回初めて目にとまったのが・・カンザスでのシーンはセピア色、魔法の国のシーンはカラーで描かれていること。それによって夢いっぱいの魔法の国の様子が引き立てられています。夢&楽しさいっぱいの冒険、困難に立ち向かう勇気、そして友情と家族への愛情が描かれた本当に素敵な映画でした。「Somewhere over the rainbow」や「We're off to see the wizard」等の名曲や、名言「There is no place like home」も心に響きました。

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NHKBSプレミアムは素敵な映画を放送してくれるのでこれからも楽しみです。少し前にプリティ・ウーマンや卒業も放送されていました。来月は愛と青春の旅立ちやWの悲劇も予定されていてとても楽しみです。

 

今朝のタイのニュースによるとタイの非常事態宣言は来月も継続されそうとのこと。ただ、ここ3日間以上感染者の中に死者が出ていないこと、新たな感染者数もタイ全体で30人以下にとどまっていることから規制は緩和されそうとの予想です。パブやバーは変わらず営業休止のままですが、他デパートなどは入店制限をしたり、美容院などは予約のみ等、密集しないような規制がされるのでないかとのことでした。

Fah Thaiが今心配なのは今月の電気代です。今タイは真夏。ほぼ一日中家にいるので冷房もかなり使っています・・・。今朝のニュースでも3月から5月までの3ヶ月の電気代が安くなるよう、色々思案中との事でしたがどうなることでしょうか。

音楽や映画に励まされながら、日々自分の出来ることを続けていきたいと思います。