暁の寺の魅せられて・・・サラ・アルン& アルン・レジデンス滞在記 ②
翌日サラ・アルンをチェックアウトした後はワットポーを観光。そして午後次の宿泊ホテル「アルン・レジデンス」に。数年前からDeckというこちらのホテルのレストランが話題になっていた頃で、Fah Thaiも2度程訪れたことがありました。食事の内容はそれほど印象に残りませんでしたが、やはり対岸にある、ライトアップされたワットアルンを眺めながらのディナーはとてもロマンティックでした。
アルン・スイートのお部屋の中の様子。前日に泊まったサラ・アルンのサラ・スイートと比べるとかなりこじんまりとしたお部屋でしたが、置かれているアンティークな家具や雰囲気は好きでした。川に面したプライベートテラスにはテーブルと椅子も。そしてなんと言ってもアルン・スイートの素晴らしい点は、夕暮れ時のワットアルンをプライベート空間で思いっきり堪能出来ることです。アルン・レジデンスはワットアルンの対岸のほぼ正面に位置しています。ちょうど真後ろに沈む夕陽の中に浮かび上がる美しい姿を見ることができるは、チャオプラヤー川に面していて少し高い位置にあるアルン・スイートだけでした。(その代わり夕暮れ時には西日がお部屋の中に容赦なく入ってきますが。笑)
時間を経つのも忘れて見入ってしまう美しさのワット・アルン。文豪三島由紀夫もこの風景を目にされたのでしょうか。
夕暮れ時のワット・アルンは感動のあまり涙ぐんでしまう程の美しさでした。Fah Thaiが住み始めて頃に比べると近代化が年々加速化するバンコクですが、こんな風にバンコクの本来の美しさを感じられる光景が一つでも多く残されるといいなと思います。
この日の夜は近くにあったEat Sight Storyというレストランへ。確かアルン・レジデンスと同じオーナーさんの経営だったと思います。こちらもライトアップされたワット・アルンを眺めながら食事のできる素敵なレストランです。元々は船着き場として使用されていた場所を改造して作られたレストランのようです。
タイ料理のフュージョン系やピザなどもありました。私達はグリーカレーのパスタやピザ、カラマリ等を頂きました。美しいワット・アルンを眺めつつ、12月の穏やかな川風を感じながらの食事は最高でした。
2日間に渡って暁の寺を堪能したチャオプラヤー沿いのホテルの滞在でした。川沿いにはあまりにも有名なマンダリン・オリエンタルをはじめとして、ペニンシュラ・シャングリラ・・ヒルトン・シェラトン等など大型ホテルもたくさんありますが、こういった規模は小さいけれど、ちょっと昔のよき時代を感じられるホテルやエリアに滞在してみるのもお勧めです。
最後に「暁の寺」繋がりで、時々観たくなる文豪三島由紀夫を・・・。本当にかっこいいと思います。そしてこの方々のスリーショット・・・YouTubeに感謝です。