G線上のあなたと私 最終話 私達が二度と会わなくなっても・・② バイオリン三銃士よ、またいつの日か・・・。
G線上のあなたと私 最終話の続きです。
理人と一緒に歩いて行こうと心にきめた也映子。理人の働く居酒屋で幸恵さんに報告。
幸恵「ひやぁぁぁぁぁ。いやぁぁぁぁ。とにかくめでたい。うひゃぁぁ、なんか暑い」
↑ 映子から理人とのことを報告された幸恵さんの反応が本当に可愛くて♡ 、也映子と理人のことを心から応援してくれていて本当に素敵な人・・・。
移転するバイオリン教室には通えないけれど、バイオリンを好きでいれたらいいと言う幸恵に、也映子は淋しいと言う。そんな也映子に幸恵はバイオリン教室がなくなったら3人の関係は消えてしまうと思うかと問う。首を振る也映子。
幸恵「最悪、私達が2度と会わなくなっても、何かの拍子に私達が2度と会わなくなっても、それはそれでいいのよ。だって、大丈夫って思うもん、私。こことここは、あと、まだ向こうで頑張ってる理人くんとも、きっとずっと繋がってられるって思う・・也映子ちゃんと理人くんとは会えばきっと、また同じように笑って話せる気がする。そんな風に思える関係が出来たってだけで、もう十分じゃない?・・・ねっ!」
↑ 幸恵さんの言う内容が奥深くって、ジ~ンときました。このシーンとても好きです。こんな風に大丈夫ってはっきり思える関係素敵ですね。
也映子「でも、会いますけどね」
幸恵「ふははぁぁぁ。あははは」
塾に多実を迎えに向かう幸恵。見送る也映子。
幸恵「ねぇ、也映子ちゃん、淋しいなんて思わないでなんでも思いっきりよくやんなさいね」
也映子「幸恵さんも」
・・・・・・・
理人「店で待っててくれればよかったのに」
・・・・・・・
也映子「幸恵さんを見送りたくて」
歩き始める也映子と理人。クリスマスの雰囲気に浮き足立ってスキップをする也映子。
理人「なにはしゃいでんの?」
理人の腕に自然に手を絡ませる也映子。也映子さんとっても可愛い!
也映子「いいじゃないですか、クリスマスなんですから」
理人「で、これからどうする?」
也映子「ん~~寒い。温泉行く」
理人「は?今から?」
也映子「うそ。言ってみただけだわ」
理人「まぁ、い、行ってもいいけど」
也映子「行かないよ~」
理人「行こうよ」
也映子「あ~今、変な想像したでしょ。やらし~~」
理人「いやいや、普通でしょ。普通そうなるでしょ」
↑ この時の也映子さんの表情が本当に可愛い!彼氏&彼女してる2人の仕草、会話がとっても素敵♡
” 大事にするのです、今を!今、目の前にいる人を!先のことなんかどうでもいい。”
1年後、眞於から「結婚する」との報告受け驚く也映子。お相手はバイオリン教室で一緒に働く庄野さん。眞於はバイオリン教室の講師として復帰していた。
也映子「なんで言ってくれなかったの~毎週顔会わせてたのに。で、結婚」
眞於「お先に」
眞於さんは以前とはずいぶん感じが変わり、明るく、茶目っ気たっぷりになっていましたね。そして、この2人の間にも講師と生徒という垣根を越えた友情という関係ができていましたね。眞於先生、以前は美人という感じだったけれど、今はそれにチャーミングさが加わっていて笑顔がとても素敵!
カラオケルームに集まったバイオリン三銃士。眞於先生がが結婚すると聞いた幸恵さんはいつものごとく大興奮!笑 対照的にテンション低めの理人くん。笑 この日は眞於先生の結婚式の2次会で弾くバイオリンを練習するために3人で集まっていた。選んだ曲は「カヴァレリア・ルスティカーナ」・・・が、ついつい食べることが優先になってしまう也映子さんと幸恵さん。バイオリンを弾いて合わせてみたものの・・超耳栓レベル。 笑 2人のぬるい態度に理人くんのスパルタ指導が復活~!
理人「はぁぁぁぁあ。各自練習してくるっていう約束でしたよね?」
幸恵&也映子「はい、すみません!」
理人「多実ちゃん中学生になって、だいぶ自由な時間が増えたって聞いてますけど!」
幸恵「はい、その通りです!」
理人「仕事慣れてきて残業のない日は物足りないっとか、ぬるいこと言ってましたよね?」
也映子「はい」
理人「はぁぁぁぁ」
理人くんが練習練習とスパルタしているときにタイミング良く届いた生ビール3つ、最高!
理人「誰、これ?」←はい、也映子さんです。笑
眞於先生の結婚式当日、待ち合わせをする3人。北河ファミリーは幸恵さんを車で送ってきてくれていた。旦那さんが送って来てくれるなんて、優しいじゃないですかという也映子に幸恵は「まぁね~」と嬉しそう。
↑ 以前の幸恵さんならこんな笑顔でこんな風に答えなかったと思う。家族のかたちが変わってきているのがよくわかる。良かったですね、幸恵さん!
理人を見つけた2人。凄いことに気がついてしまった理人の顔はこわばっていた。眞於先生と庄野さんの結婚式の出席者のほとんどは音大卒業生、又は音楽関係者・・・プロやセミプロの前で演奏をするんだと悟った3人。しかも、多実ちゃんがネット上で検索したところ、「カヴァレリア・ルスティカーナ」は不倫の曲ということが分かったと言う幸恵さん。
也映子「G線!G線にしよう」
・・・・・・・
理人「また?もう俺たちバカの一つ覚え・・まぁ、でもいいなこの際」
そしていよいよ演奏を披露する時がきた。3人の紹介を任された庄野さん・・・その場を気まずくする紹介(庄野さ~ん、しっかりして~笑)に今度は真於さんが代わって3人を紹介する。
眞於「私を含めて4人と言ってくれたこと・・実は私すごく嬉しいんです。確かに関係性は先生と生徒でしたけれど・・でもこの3人と出会えてなかったら今の私はいなかったと思います。なので、今日ここで弾いてくれるのすっごく嬉しい!ありがとう」
庄野「ちなみにこの3人のグループ名はバイオリン三銃士だそうです。この場で演奏するなんて本当に勇者だと思います。・・・・では早速弾いて貰いましょう。どうぞ~」
↑ またまた、いらんこと言って変なプレッシャーをかける庄野さん。眞於先生、どうか庄野さんをよろしくお願いします!!
庄野さんの言葉にめっちゃ緊張し、カッチカチになった3人。理人のリードで後ろを向いた3人はエイエイオ~。気持ちをなんとか落ち着かせて、G線上のアリアを弾き始める・・・。
” 大人のバイオリン教室はみんな大人なので、これから何者になるわけでもない私達の音楽は今でもそうたいしてうまくはない。でも、大人になってから何かが出来るようになるって素敵だ。ふと、誰かに優しくなるとか、やっぱり家族が大事だって思えるとか、人を本気に好きになるとか、前はうまく出来なかったことが何度も練習することでちょっとずつちょっとずつ・・でも気がつけばできるようになってる。それはとても素晴らしいことだ。だけど本当は別に出来るようにならなくたって全然良くて、ただ思ってさえいればいいんだ。私達はいつでも、いくつでも前に進める。”
眞於先生が聴いている目の前で初めて3人で弾いたG線上のアリア。そして3人の弾くG線上のアリアを初めて目の前で聴いた眞於は涙ぐみながら喜ぶ。その眞於の喜ぶ幸せそうな姿をみて、心から喜ぶ也映子、幸恵、理人くん。表情が本当に素敵でした!
理人の卒業を機に一緒に住もうと、部屋を探す也映子と理人。理想は防音室のある部屋だが2人のお給料ではちょっと無理そう。
也映子「じゃぁ、カラオケ行くしかないじゃん」
理人「行こうよ」
也映子「おぅ、そうね」
↑ この也映子さんの「そうね」がとっても好き!!
理人「何?」
也映子「いや、私達意外とバイオリン続けているな~と思ってね」
理人「好きだからでしょ。好きだから続くんでしょ、何事も」
也映子「そうだねぇ。好きだからだ!」
このシーンも凄く好き!2人の表情と会話にこちらまで幸せを感じます。理人くんいい男だよな~。也映子さん、理人くんと夜道を歩くシーンといい、このシーンといい、余分ないらない考えから解放されたいい顔するよな~。理人くんを見ると時の顔が本当に可愛い。
G線上のあなたと私・・・終わってしまいました。ロスなんですが、不思議とロスではないというか、ロスよりもこのドラマからもらったパワーをより感じています。也映子さん、幸恵さん、理人くん、このドラマにでてきた人達に会えなくなってしまったのは淋しいけれど、大志くんがインスタグラムで言っていたように全国に也映子さん、幸恵さん、理人くんがいる・・Fah Thai自身も也映子さんや幸恵さんや理人くんのように日々生活の中で悩んだり、喜んだり・・。同じように悩みながら、時には葛藤しながら前向きに生きている人達が近くにいると思うから、G線上のあなたと私が終わってしまっても、淋しくないかな。也映子さん、幸恵さん、理人くんのように頑張っている人達がたくさんいるから。
キャスト、スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。とても素敵にドラマをありがとう!!