半分青くて半分タイ

25年半のタイでの生活を終え帰国。大好きな旅の事、グルメの事、タイでの事を綴ります。

G線上のあなたと私 最終話 私達が二度と会わなくなっても・・① バイオリン三銃士にまた会える日まで・・・。

G線上のあなたと私の最終話からもう1週間・・・。今日はクリスマス・イブですね。

G線上~の素晴らしい人達に会えなくなって早7日。最終話を見終わった夜はとても爽やかな気分でしたが、やはりロスはやってきました・・このロスのじわじわ感がいつものロスとは違います。淋しいな。10週に渡って、私達見るものをこれほどまでに心豊か二してくれた「G線上のあなたと私」に本当に感謝です。

 

一週間経ち、改めてG線上のあなたと私 最終話を振り返りたいと思います。

家出をした幸恵がいるネットカフェに向かう也映子と理人。「幸恵さんって自分の話をしないんだよね・・・もし年上だからって遠慮していたんなら私が気づいてあげるべきだった」と言う也映子に「幸恵さんの気持ちは俺らレベルには分からないんじゃないか」・・・と言う理人。「だとしたら、私達だけじゃだめだ」と2人は北河家に向かう。そこに玄関から出てきた弘章と由実子。

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 由実子「とにかく行くの!早くしなさい!あんたね、これでね、明日幸恵さんが一人で帰ってきてこのドアを自分で開けたらね、とてもじゃないけど取り返しが付かないんだよ」

弘章「わかってるよ」

由実子「だったら、早く。・・・妻の一人ぐらいちゃんと大事にしなさい!」

義母由実子さんのこの言葉が本当に素敵でした。嫁の幸恵さんを思ってくれているこの言葉、行動!幸恵さんに見せてあげたかったな。

 

そうして也映子、理人は多実を含めた北河ファミリー3人と幸恵の元へ。ネットカフェに着き、なかなか呼び出しをかけようとしない店員の態度に、弘章は大きな声で幸恵の名前を呼び始める。「幸恵~~」

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そこにひょっこりと顔をだした幸恵。「迎えに来た、一緒に帰ろう」という弘章の言葉に黙る幸恵。皆の顔を見渡し助けを求める弘章、しかし皆は自分でどうにかしろ・・・と、いわんばかりにそっぽを向く。そして・・・

弘章「ごめんなさい。色々悪かったです。取り返せるよう、頑張るから。でも気づかないこともあるからさ、そこはツッコんでください」

その言葉に思わず笑う幸恵さん。私も笑ってしまいました~「ツッコんでください」みんなの前で謝って頑張ると言ってくれた弘章さん。いいじゃないですか!!

也映子と理人が夫に言ってくれたと思った幸恵は、也映子から義母の由実子が弘章に言った言葉を聞く。

弘章「じゃぁ、帰ろうっか」

みんなお腹が空いてるんじゃないか、うどんだけじゃ足りないだろうから、昨日の肉じゃがでカレーを作って食べようという幸恵に・・

由実子「また」

多実「もうお母さんは。そういうとこ!」

由実子「まぁ、それが幸恵さんのいいところだからしょうがないんだけどね~」

幸恵「笑・・・すみません」

多実「おかえり!」

多実ちゃんの優しい言葉に泣き出す幸恵さん・・そして笑顔で

幸恵「ただいま」

一緒に帰る車の中でのやり取りがほのぼの。旦那さんの弘章さんも鈍感ながら頑張ってる姿も含めて素敵な北河ファミリー。良かったですね、幸恵さん。

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也映子「幸恵さんみたいになれるなら年取るのもいいのかな~って思える」

理人「うん」

歩き続ける2人。也映子の表情をみた理人は

理人「俺、あなたにそんな顔させるために好きって言ったんじゃないんだけど」

也映子「わかってる・・・」

也映子「ごめんなさい。この先には行けません。ごめんなさい・・じゃ」

理人「ちょっと待って・・」

 ” なんで緩く繋がっているだけの関係で満足できなかったんだろう

 こうならないためにずっと気持ちに蓋してきたんじゃなかったの?”

このシーンの途中からG線上のアリアが流れ出し、↓ このオープニング・タイトルの画像と共にG線を聴けたときは鳥肌が立ちました。まるでこのオープニング・タイトルの3人がG線上のアリアを弾いているかのような素晴らしい演出。最高の最終話の始まりでした。

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リビングに集まって話している加瀬ファミリー。その横で黙々ご飯を食べている理人くん。理人が彼女と別れたらしい・・と耳にした芙美が家族にそのことを話す。みんな残念だと言いつつも、最後には調子に乗って言いたい放題。笑 家族が話す内容が全て聞こえてしまっている理人・・・ちょっとムッとしながらご飯を食べ続けている。いいわ~、加瀬ファミリー!

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也映子から先日の北河家の件から理人に会ってないと聞かされた幸恵。理人が可愛く思えてそれを恋愛感情と勘違いしたんじゃないかという也映子に「それは違うわ、しっかりしましょう、也映子ちゃん。あんなに泣いたのはどうして?」と理人を眞於先生の所に行かせたときの事を問う幸恵。それに答えられない也映子は昼休みが終わると電話を切ろうとする。

幸恵「今日、レッスン来るよね?」

バイオリンを持って来なかったという也映子に

幸恵「私、今日最後だから。教室移転したらもう行けないから。来てね、也映子ちゃん」

也映子「はい。じゃぁ、あとで」

バイオリン教室で也映子を待つ幸恵。そこに也映子がやってきた。幸恵の最後の日なのに来ないわけが無いという也映子の顔は感情を何処かに置いてきてしまったようだった。しばらくしたら理人にも連絡もとるし、3人でバイオリン弾こうと誘うと言う也映子。3人がいいという也映子に、以前はなしたように「3人の関係は緩いかもしれないが、いいものだ。人間愛では最強の3人で、也映子と理人と3人でつながっていたいと心から思う」という幸恵、それはどんなに辛くても続けなければならない関係を持っているからだと。幸恵は、家出をした日、家族が迎えに来て夫が名前を呼んだ時、この日をまた思い出す、辛いとき投げ出したいとき持ちこたえる記憶がもう一つ増えたと言う。うれしかったけれど、その同じくらいキツイこともこの先必ずある・・それでもたぶん投げ出さないという幸恵をうらやましく思う也映子。

幸恵「也映子ちゃん。もし、いいなと思ってもらえてるなら、緩くてやさしい世界にとどまってちゃダメよ」

そこに理人が現れる。おそらく幸恵が也映子に内緒で理人をこの場所に呼んでいた。也映子は理人が現れたことに気が付いていない。

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幸恵「本当に大事な人とは 、緩くて優しい世界のその先に行かなきゃ。じゃなきゃ、深くは繋がれないんじゃないかな」

也映子「できません。怖い。その先に行けって言えるのは、行ってみてどんな形だあれ、ちゃんと今も相手と繋がっていられている幸恵さんだから言えるんです。好きなんです、めちゃくちゃ、好きなんです私、理人君の事。いままでこんなに誰かを好きになったことない。だから怖い。あの人が消えちゃうのが怖い。私の目の前からいなくなっちゃうのが怖い。・・・深くつながるってなんですか?傷つけて傷ついて会えなくなるくらいならそんなのいらない。緩くていいんです。・・・人間愛なら私はあの人の未来にずっといられるじゃないですか」

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理人「なんで未来の話ばっかすんの?俺の未来ってなに?これからの人ってぜんぜん具体的に見えてこないし。なんで今、そんなあやふやなもんを気にしなきゃなんないわけ?」

・・・・・・・・・

まだ若い理人はこれから先、自分の後も誰かを好きになって付き合うと言う也映子。エレベーターに乗り込み、帰ろうとする也映子。もう緩い関係には戻れないと追いかける理人に、「バイオリンを弾けばいいんだよ」という也映子。エレベーターをこじ開け、

理人「緩くつながるだけのバイオリンならやってても意味ないんじゃないの?」

也映子「私はバイオリンが好きだから弾いてるの、違う?」

閉まろうとするエレベーターのドア。そのドアが閉まる瞬間理人が手で止める。

理人「あ~もう面倒くせぇ」也映子を抱きしめる。

理人「俺、あなたの為だったらなんとかするから、全部」

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エレベーターが閉まる。その瞬間の幸恵さんと庄野さんの顔!!理人が也映子を抱きしめるの姿を見た幸恵さんと庄野さんの興奮状態、はじけっぷりが最高~~~。飛び跳ねて幸恵さんはクルクル回るし、庄野さんは鼻血出そうになるし~笑 最高のリアクション!リアクションが我々と一緒!!楽し~~!

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 エレベーターの中。理人に抱きしめられたままの也映子。もうすぐ一階に着いて、誰かが乗ってきたら驚かせてしまうので一旦離れましょうと也映子。

理人「メガネ・・・」

也映子「へ?」

理人「・・・ずれてます」

也映子「あ、あぁ」

ずれたメガネを直そうとする也映子の腕をつかむ。

理人「いいです、そのままで」

そして伝説のエレベーターキス!!ひやぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ。しかもずれたメガネをしたままの也映子さんに斜め下からの計算つくされたようなキス。理人く~ん、君は本当に無菌状態だったのかぁぁぁぁぁ~~~~。

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エレベーターが一階に着きドアが開くと慌てて離れる2人。外には誰もいないことを確認してエレベーターを閉めようとする理人くん。その間の2人のしぐさがとっても可愛かった~。

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↑そして理人くんを見つめるこの也映子さんの艶っぽいこの顔といったらもう!そんな也映子さんを見つめる理人くんの眼差し・・・♡そしてお互いに笑いをこらえるように微笑みながら閉まるエレベーターのドアの向こうでまたキス。あ~~素敵すぎました~。名シーンですね。伝説になりましたね、このエレベーターキスは!!いや~書き残しておきたい名場面が多すぎる最終話ですぅ。つづきは次回に。

 

最終話 ②に続きます。日本中の也映子さん♡理人くん♡幸恵さん♡メリークリスマス!!