半分青くて半分タイ

25年半のタイでの生活を終え帰国。大好きな旅の事、グルメの事、タイでの事を綴ります。

松本まちなかアートプロジェクト2021「 パルコ de 美術館」

今年の春から大規模な改修工事に入り、来年4月までの予定で閉鎖されている松本市美術館。美術館巡りが好きなFah Thaiに嬉しいニュースが飛び込んできたのは7月。松本パルコ6階に松本市美術館がプロデュースする8ヶ月間限定のミュージアムが出来たというニュースでした。展示されるのは信州ゆかりのアーティストの方々の作品で、来年2月までの予定。4期に分けられ、出品されているアーティストの作品が一部変わるので、何度も足を運びたい、ちょっと特別なミュージアムです。

visitmatsumoto.com

 

私も先月、早速行ってきました。場所は松本パルコの6階。入場料は大人500円。ちょうどこの頃は、PayPayで入場料を支払うと20%還元されるという嬉しいキャンペーン中でした。PayPayで支払って実質400円で入場できることに!

チケットを購入して、早速パルコde美術館の中へ。

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中は一部撮影禁止の展示もありましたが、ほぼ撮影が許可されていました。私も何枚か写真を撮らせて頂くことに。

こちら↓は松本市を拠点に活動されている彫刻家大曽根俊輔さんの作品。動物をモチーフにした乾漆彫刻の数々です。リアルでありながら、動物たちの佇まいになんとも言えない温かみや優しさを感じました。

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動物をモチーフにして乾漆彫刻を制作する松本市在住 大曽根俊輔さんの作品

松本出身の彫刻家飯沼英樹さんの作品↓ こちらの作品、何故かタイの有名人「オーポー(オパール)さん」を思い出しました。とても惹かれた作品です。

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現代に生きる女性達を表現した作品。華やかな美しさの中に強い眼差し、意志を感じられる女性達。とても魅力的な作品の数々でした。

草間彌生さんの作品「南瓜」↓ Yayoi Kusamaワールドにどっぷり浸かれる空間。「南瓜」は、キーホルダー持っているほど好きな作品です。

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入場者が増え始めたのでこれ以降は写真を撮るのを遠慮しましたが、絵画、写真、アート作品等などとても見応えのある展示ばかりでした。現在およびこれから展示されるアーティストの方々の名前は次の通りです↓

出品作家

 展示期間 A室 B室 C室 D室 E室 F室 G室 屋上
第1期 7月3日(土)~8月29日(日) 大曽根 俊輔 飯沼 英樹 草間 彌生 須藤 康花 佐藤 大史 中嶋 明希 千田 泰広
第2期 9月2日(木)~10月26日(火) 矢島 史織 千田 泰広
第3期 10月30日(土)~12月26日(日) 磯部 昭子 小林 努
第4期 2022年1月2日(日)~2月28日(月) 伊藤 三園 橋本 遥

引用元:松本まちなかアートプロジェクト2021 パルコde美術館 | 新まつもと物語

 

ゆっくりアートを楽しんだ後は特設のショップでお買い物。今回展示されているアーティストの作品関連の物から多彩なミュージアムグッズが売られていました。Fah Thaiが購入したのは、今回の展示作品とは関係ないのですが、好きな画家「グスタフ・クリムト」の作品のブロック・メモ。私がミュージアムショップに立ち寄ると必ずと言っていいほど買ってしまうのがメモ帳やブロックメモの類いです。

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クリムト「接吻」のメモブロックを購入

クリムトと言えば、最近ある映画を見ながら(というか、BGMにしている)夕食を作るのが習慣になっていて、作品名は「Woman in Gold」、邦題は「黄金のアデーレ名画の帰還」。2015年、渡辺謙さんがブロードウェイで主演されたミュージカル「王様と私」を観るためにニューヨークに向かう機内で観た映画でした。映画のエンドロールで題材となったクリムトの名画「Portrait of Adele Bloch-Bauer I」がニューヨークのノイエ・ギャラリーに展示されていると知り、都合をつけて急遽観に行きました。忘れられない出会いとなった、大好きな想い出の映画です。