半分青くて半分タイ

25年半のタイでの生活を終え帰国。大好きな旅の事、グルメの事、タイでの事を綴ります。

早朝の羽田空港搭乗ゲートで思ったこと「ルフトハンザ航空チューリッヒ便」そして「喫茶室ルノアール」

最近、帰国中に早朝の羽田空港を利用する機会がありました。朝の5時台に宿泊中の蒲田のホテルから空港に向かう必要があったので、迎えの車をお願いして、いざ羽田空港へ。早朝の羽田空港・・着いたのは朝の6時過ぎ。国内線の出発ロビー、特に南に向かう便はすでに長蛇の列。私の利用した名古屋便のチェックインカウンターのある北ウィングはそれほどまだ混んでおらず、私は国際線への乗り継ぎ便専用のカウンターでサクッとチェックイン。そしてゲートへ。

向かったゲート付近で目にしたのは紺のスーツをきたサラリーマンの方々の多さ。私のような旅行者もちらほらいらっしゃいましたが、ほぼ90%はビジネスマンの方々。あんなに朝早くからビシッとスーツを着て出張、凄いなぁ。そこでふと思い出されたのが、十何年も前に、友人を訪ねてドイツのフランクフルトからスイスのチューリッヒへ向かった時のこと。フランクフルト発チューリッヒ行きのルフトハンザ航空の早朝便(まだ外は暗い時間だった)のゲートはスーツを来たイケメンビジネスマンでいっぱいでした。その時とても不思議な感覚を持ったのを覚えています。こんな国際線に、こんな朝早くから、こんなにビシッと決めたビジネスマンが、こんなにたくさん!・・と。後でよく考えてみると、チューリッヒは多くの国際機関、国際団体の本部がある場所、そして多くの金融機関や大手銀行もあるヨーロッパ有数の世界都市であるということ。飛行中の機長によるアナウンスも通常のフライト情報に加えて、常連のビジネスマン達に語りかけるような内容。そして最後の一言は・・・

 【Have a successful day!】

おおおぉぉぉ。な~るほど。そう来たか~~と。

よく耳にするのは ”Have a nice day” とか ”Nice” の代わりに ”Good” とか ”Pleasant” くらいだと思っていたのでその言葉のチョイスにハッとしました。。機長のアナウンスと最後の一言「Have a successful day!」がスーツをビシッと着こなしたビジネスマンに囲まれていたあのフライトにとてもしっくりきて、なるほどと思ったのを覚えています。

そんなことを思い出しながら、私も羽田空港の搭乗ゲートで搭乗待ちをする多くの日本人ビジネスマンの方々に「Have a successful day!」と心の中で叫びました。そして今、この内容を書いていて思い出したのがビジネスマンのオアシス「喫茶室ルノアール」いえいえ、Fah Thaiが学生の頃は学生のオアシスでもありました。

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学生時代よく利用した神田駅北口の喫茶室ルノアール

今回は時間がなく利用する機会がありませんでしたが、とても懐かしい場所です。先月テレ東のカンブリア宮殿でも経営方針について放送されていて、とても興味深く拝見しました。低価格でセルフサービス型のコーヒー店が増え続ける中にあって、ルノアールのコーヒーは一杯610円、それでも9年間増収を続けているそうです。

www.tv-tokyo.co.jp

将来カフェをやってみたいと思う時に参考にしたい内容でした。あと、放送されていた空間やサービスを自ら体験してみたい。加えて学生時代と今では感じる点も違うと思うのでそれも楽しみです。次回の帰国の際はルノアールに行くぞ~。

ビジネスマンの話からルフトハンザ航空便での事、喫茶室ルノアールと、話がどんどん飛躍しましたが、最後に羽田から名古屋行きの便から見えた素晴らしい富士山を。

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機上から見えた美しい富士山

通路側だったため窓のフレーム越しの富士山となりましたが、とても感動しました。富士山はいつも優美で堂々としていて、日本に生まれて良かったと思わせてくれる存在です。そして富士山を見るたびに出てくる言葉はいつも「ありがとう」です。