半分青くて半分タイ

25年半のタイでの生活を終え帰国。大好きな旅の事、グルメの事、タイでの事を綴ります。

初めてのセントレア、1年ぶりのJALビジネスクラスで名古屋ーバンコク

今回の帰国で初めて中部国際空港セントレアを利用してみました。空港内を隅々まで散策したわけではありませんが、とても機能的ですばらしい空港という感想を持ちました。到着ロビーから、階の移動なしに行ける電車のホーム等、利便性は外国の空港を思わせました。出発階のお土産屋さんでは名古屋ばかりではなく名古屋から繋がる都市のお土産が数多く置かれており、名古屋と繋がる地域を意識したセレクションでした。東京の空港では全国各地の有名店であったり、北海道など人気がある地方のお土産ばかり扱っているイメージなので、そんな点でもセントレアは新鮮で好感がもてました。

そして今回は約一年ぶりで利用するJALさんのビジネスクラス。名古屋ーバンコク間の利用は今回が初めてでした。羽田空港でチェックインを済ませてあったので早速出国審査を済ませ制限エリアへ。

余談ですが、主な空港での出入国審査は事前登録が必要無い、顔認証ゲートが当たり前になってきました。この顔認証ゲートが導入される前、私は事前登録をして、指紋認証が必要な自動化ゲートを利用していました。理由は混雑を避けるためと、年に数回日本に帰国する為パスポートがスタンプでいっぱいになってしまうのを避ける為でした。今は顔認証ゲートを利用しています。人によっては事前登録が必要な自動化ゲートの方が利用者が少ないため、さらに早く審査を終えられるとおっしゃる方もいますが。私の場合登録済みの指紋がなかなか認証されず、結局有人審査カウンターに行くことになったことが数回ありました。その時のイライラ感はマックスでした。笑 経験を踏まえて、今は顔認証ゲートを利用しています。何度か利用していますが、待たされたと感じる程時間がかかったことは一度もありません。

制限エリアへ入った後はサクララウンジへ。朝早くホテルを出たこともあり、コーヒー以外は口にしていなかったので、しばらくコーヒーを飲んで一息ついた後、ラウンジでの2杯目のコーヒーと共に朝食を頂きました。

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セントレアのサクララウンジで頂いた朝食

 サクララウンジと言えばやはりカレー。今回はかの有名なビーフカレーではなく、JALさんとココイチさんのコラボカレー「キーマカレー」にしてみました。後で調べてみると、このキーマカレーはここセントレアのサクララウンジのみで提供されている目玉商品のようでした。と、言うのも、CoCo壱番屋の本社が愛知県一宮市にあるということで、実現したセントレアのサクララウンジの名物というわけです。お味は・・普通に美味しかったです。朝カレーを食べると脳が活性化されるようでいいですね!そのほかにサラダとおはぎも頂きました。セントレアのサクララウンジは飛行機の駐機場に向かって細長い作りでした。ここでも日本のビジネスマンはPCで黙々と仕事をしながら、食事をしつつ搭乗を待つ・・といった様子でした。私も翌日からの仕事に備えてメールのチェックやお世話になった友達にメール返しを。ラウンジでお酒も飲みたいところでしたが、機内での事を考えてやめておきました。ちょっと大人になった気分でした。笑

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セントレアのサクララウンジ

搭乗時間が近づいたのでゲートへ移動。今回の名古屋ーバンコク便はボーイング787-8で初めて利用するシェル・フラットの座席でした。スカイ・スイートに比べるとプラべート空間はありませんが、希望の直接通路にアクセス出来るシートを頂けたので、問題なく快適に過ごすことが出来ました。離陸して暫くするとお食事のサービスがスタート。

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おつまみと辛口ドイツリースリング「STEPP」

JALさんは以前ラウンジでもリースリングを置いてるのを見ましたが、JALセレクションのリースリング、とても美味しいです。Sauvignon Blancと共に白ワインの好きなぶどうの品種になりました。お食事のチョイスは和食にしました。やはり日本発の日本の航空会社の場合どうしても和食を選びたくなります。鳥羽国際ホテル山崎俊和総料理長監修による洋食のメニューと凄く迷いましたが・・・。

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彩御膳。頂きながら深まる日本の秋を感じました。

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メバルの葱醤油焼きと豚タンゆず塩焼きにご飯とお味噌汁

豚タンの柚子塩焼きが想像を遙かに超えて、とても美味しかったです!デザートは鳥羽国際ホテルオリジナルのマロンチーズケーキ。リースリングをやめられなかったFah Thaiはデザートもリースリングと共に。笑

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鳥羽国際ホテルオリジナルのマロンチーズケーキ

ラストのマロンチーズケーキまで全て美味しく頂きました。今回さらにファンになったリースリング。グラスの底から浮かび上がるJALのマークも素敵な演出でした。

今回JALさんの便を一年ぶりに利用して、とても印象に残ったのが新しいSafety Videoです。乗客の注目を集めるために、奇抜なアイディアに走る航空会社が多い中、今の時代のSafety Videoの王道を行くようなビデオでした。単に「~してください」という内容ではなく、それをしなかった場合どうなるかということを映像と言葉でしっかり伝えています。例えば、通路や非常口に荷物を置いたままにするとどうなる。シートベルトをしていなかったらどうなる。脱出時に荷物を持って逃げたらどうなる。ハイヒールを履いたままだとどうなる・・等です。加えて脱出時にスライドを滑る際の姿勢と必ず着地点を見て滑るという内容には感心しました。それと、このビデオはアニメーションで表現されていますが、途中数回出ていらっしゃる実際のCAさんによって、ビデオの流れが一本調子ではなくなり、引き締まって見え、注目を集める役割にもなっていました。すばらしいSafety Videoです。ぜひJALさんを利用する際にはご自身の安全の為にも、その素晴らしい内容にも注目していただきたいビデオだと思いました。