半分青くて半分タイ

25年半のタイでの生活を終え帰国。大好きな旅の事、グルメの事、タイでの事を綴ります。

イースタン・オリエンタル・エクスプレスの旅 ③

イースタン・オリエンタル・エクスプレスの旅2日目の朝、この日はクリスマス・イブでした。早起きして展望デッキに向かいました。目的は朝6:45分ごろに通過予定だった大規模な約300メートルにも及ぶ木製のトレッスル橋の通過を見るためでした。展望デッキは同じ目的の乗客でいっぱいでした。

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6時半頃にWANG PO駅を通過し、列車はカンチャナブリへ進みます。

展望デッキはかなり混んでいたので写真は撮れませんでしたが、トレッスル橋の上を通過する列車の姿は、映像や写真で見たそのままで、とても素晴らしかったです。もし、これからイースタン・オリエンタル・エクスプレスに乗車してこの景色を見ようと思う方は、ぜひ早起きをしてオブザベーション・カー(展望車)に。進行方向右側に場所を確保することをお勧めします。

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早朝の澄んだ空気と素晴らしい景観を楽しんだ後キャビンに戻りました。

私たちが展望デッキにいる間にお部屋のベッドは片づけられ、ソファに変えられていました。そして希望を伝えておいた時間になると、お部屋に朝食が運ばれてきました。

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朝食はお部屋で頂くコンチネンタル・ブレックファースト

ジュースに、フルーツ・カクテル、ヨーグルト、コーヒーまたは紅茶、それにとっても美味しかったクロワッサンやペストリー。もちろんパンは温かく本当においしかったです。ゆっくり、気兼ねなくお部屋で頂く朝食・・最高でした。

2日目はカンチャナブリでのエクスカーションがあったので、シャワーを済ませ準備して車内の散策をしていると、車窓にカンチャナブリの町が見えてきました。因みにエクスカーションの費用も旅行代金にすべて含まれていました。

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戦場にかける橋の舞台、クウェー川鉄橋上のイースタン・オリエンタル・エクスプレス

カンチャナブリでは降車後、まずボートに乗りクウェー川でちょっとしたリバークルーズをした後、近くの中国寺院を見学しました。

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その後、バスで泰緬鉄道博物館(タイ・ビルマ鉄道センター)と隣接する連合軍共同墓地に向かいました。日本人として気まずい思いもありましたが、日本軍指揮の下、過酷な橋の建設に携わった多くの人々が亡くなられたという事実は、日本人として顔をそらさず、しっかり見て知っておくことが必要だと思いました。

見学を済ませて、バスに戻りました。カンチャナブリでのエクスカーションの時間は約2時間ほどでした。

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バスに戻るとお手ふきとお水が配られました。

配られたペットボトルのお水にもイースタン・オリエンタル・エクスプレスのロゴが。因みにこのペットボトルのお水は列車のキャビンにも用意されていて、毎日補充して下さいました。

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列車に戻り、カンチャナブリから出発です。

イースタン・オリエンタル・エクスプレスの旅2日目は、まだまだ続きます。