2019年長崎帆船祭り ⑥「帆船祭り最後の夜&出港見送りクルーズ」
長崎帆船祭り4日目、最後の夜・・・この日も打ち上げ花火が予定されていました。この日も水辺の森公園で花火を見るため、場所取りを兼ねて公園でピクニックのように夕ご飯を食べることにしました。その前に、日本で買っておきたい物をショッピング。日本はスーパーでもその土地ならではの物が買えるので本当に楽しいですよね。
しばらくお買い物をした後、帆船祭りのスタンプラリーで貰ったマックのポテト券で引き換えたポテトとベイクチーズタルトで小休憩。バンコクにも何店舗かあったベイクチーズタルトですが、今は一店舗になってしまいました。しかもわざわざ行かなければいけない場所にあるので、バンコクで食べることないかな~と少し残念。クオリティは日本と同じですが、値段は一個80バーツ(約280円)なので日本より高めです。
その後これといって食べたいものもあまりなかったのでつまめる物をいくつか購入し、花火がよく見える友人イチオシの場所へ。途中ケータリングカーで売られていたこちらを買いました。名前は忘れました。美味しかった。
空や帆船を見つめながらの夕暮れから夜にかけての時間・・・本当にいい時間でした。少し肌寒さもあったので近くに公衆トイレがあったのが有り難かった。しかも、きれいでしたよ。そして20時半打ち上げ花火が始まりました。
長崎帆船祭りの最後の夜・・・皆さん名残惜しそうに、思い思いに過ごしていらっしゃいました。翌日はこのお祭りに参加した帆船が長崎港を出港する日でした。私達は観光丸に乗船し出港する帆船をお見送りしようと思っていたので、朝9時に観光丸クルーズ乗船券売り場に。予想に反して並んでいる人はおらず、すぐチケットを買うことが出来ました。
出港セレモニーは13時から。観光丸のクルーズは14時からだったので、この日は少し遅め11時頃に友人と待ち合わせをし、スタンプラリーを楽しみながら再び公園へ。最終日もコリアナ、みらいへ、観光丸は船内の見学をすることができました。なごみエリアのハンモックでまったりした後、てんぷら割烹「のだ」さんへランチに。
生前、高倉健さんもよくいらっしゃったというこちらのお店。のださんの天麩羅を求めて東京や県外からもやってくる人が絶えないそうです。こちら天麩羅のお店なんですが、黒毛和牛のタンシチューもお勧めのようです。タンシチューを頂くのは次回の機会にということで、この日はお昼の天麩羅定食を頂きました。
一つ一つ丁寧に揚げられて出される天麩羅は衣が薄くてサクサク。海老の足から始まった天麩羅定食は魚介類に続き旬のお野菜も。久しぶりに美味しい天麩羅を堪能させていただきました。ごちそうさまでした。
昼食を終えて出島ワーフに戻ると、13時からの出港セレモニーに向けて多くの人達が集まっていました。
各帆船の出港は14時頃から。私達は観光丸の見送りクルーズ船に乗船し、一足先に沖合へ。船上では船員さんが観光丸の歴史や明治日本の産業革命遺産、沖合からみえる長崎の街並みなど、色々説明してくださりとても興味深く聞き入りました。また、その船員さん、おしゃべりが本当にお上手で素晴らしかったです。
沖合でしばらく待っていると長崎港を離れた帆船が順番にやって来ました。
はじめ何あれ?鳥?なんて思いましたが、帆桁上にいらしたのは船員さんたちでした。
後にウィキペディアで調べてみるとこれは登檣礼と呼ばれるものでした。
登檣礼(とうしょうれい英: Manning the yards)とは、帆船の出航時に船員を(帆船の出航時に船員を(英語版)(ヤード)英語版)(ヤード)などに配置し、見送りに来た来客に対する謝礼を行うもの。帆船において最高の礼とされる。
引用元:登檣礼 - Wikipedia
出港してからだいぶ経っているのに登檣礼を続けてくださっていたのは、もしかしら観光丸上から見送る私達のことも考えてくださっていたのかも(勝手な思い込みですが)と思い、胸が熱くなりました。素晴らしいものを見せていただき感動でした。
最後の帆船ナジェジュダが見えなくなった後、観光丸は長崎港へゆっくりと戻りました。すっかり気分がよくなった私たちは観光丸の売店でビールを買ってまた乾杯♪
ようやく来れた長崎帆船祭り・・・毎日充実した内容で想像以上に楽しいお祭りでした。これまで実際に目にする機会がなかった帆船を間近で見れたり、船内見学で船員さんたちの船上での生活を垣間見れたり、とてもいい体験になりました。それに長崎は本当にいいところ。また今年も長崎に行きたいと思います。あと、船旅がしたいな~と思うFah Thaiです。