半分青くて半分タイ

25年半のタイでの生活を終え帰国。大好きな旅の事、グルメの事、タイでの事を綴ります。

クアラルンプールへのソロトリップ&リッツ・カールトン・マレーシア♪ ②

クアラルンプールへの癒やされ一人旅2日目。

リッツカールトンのベッドでぐっすり眠り、爽やかに目覚めました。開放的なバスルームでゆっくりお湯につかり、体を目覚めさせました。そしてゆっくりコーヒー・・癒やされます。

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朝食の前に、お部屋で珈琲を飲みながらまったり。

お部屋にはカプセル・コーヒーとトワイニングのお茶が用意されていました。リッツ・カールトンは全室バトラー付きなので、頼めばコーヒー・紅茶はいつでも持ってきていただけます。しばらくゆっくりした後、支度をして朝食に向かいました。リッツ・カールトンの朝食はメインをテーブルでオーダーし、それ以外はブッフェというスタイルだったと思います。

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どれも美味しかった朝食。果物コーナーにチェリーやベリー類があるのが嬉しい!

ゆっくり朝食を頂いた後、部屋に戻るとカードがドアの下に入れられていました。↓

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2日目の担当バトラーさんから頂いた心のこもったメッセージ

朝食に行っている間にその日の担当バトラーさんが挨拶に来て下さったようです。ドアのノブにプライバシーのサインをかけておいたので、声をかけずにこんな素敵なメッセージを残しておいてくれました。ここでもリッツカールトンのホスピタリティに感動です!

リッツカールトンの素晴らしいカスタマーサービスについて紹介されているこちらのビデオ。本当にその通りです。

 

リッツ・カールトンでは、お客様の満足の為に自分が正しいと思うことをする力を従業員に与えているそうです。それを代表するお話が・・

ある一家がリッツ・カールトン・トロントに宿泊していて、その子供達が廊下でホッケーを始めてしまいました。他の宿泊客が廊下から聞こえてくるその騒音に怒り、フロントに苦情を言いました。スタッフは子供達の両親に電話をかけ、廊下でホッケーが出来ないことを丁寧に説明しました。両親も理解し子供達にホッケーをやめさせました。普通の対応ならここまでですが、リッツ・カールトンは違いました。苦情を言ったお客さんに素晴らしい対応をしたのはもちろんですが、空いている宴会場を片付け、子供達がそこでホッケーが出来るようにしたのです。そればかりか、従業員達がホッケーに加わり、子供達対リッツ・カールトンのスタッフで試合までしたのです。勝ったのは子供達チームでしたが、・・その一家の心を勝ち取った、つかんだのは言うまでもなくリッツ・カールトンでした。

あともう一つ私が好きなリッツ・カールトンのお話は・・・。

ある一家がフロリダのリッツ・カールトンで休暇を過ごし自宅に戻ってきました・・が、一人息子が大親友キリンのぬいぐるみのジョシーをホテルに忘れてきてしまったことに気がつきました。悲しがる息子に父親は、ジョシーはもう少しだけ長く滞在してホリデーを楽しんでいるんだよと言い、なだめました。その夜、リッツカールトンから電話があり、ジョシーが見つかり、遺失物係に届けられたと・・。父親は息子についたちょっとした嘘が本当だったと証明するために、ジョシーがプールサイドでくつろいでいる姿を出来れば写真に撮って一緒に送ってくれないかと頼みました。

数日後小包が届き開けてみると、中にはジョシーと共にリッツカールトンのグッズ、フリスビーにサッカーボール、そして一家が先に帰った後ジョシーがどのようにホテルで過ごしていたかが記録されたファイルまで入っていました。その中にはプールサイドでサングラスをかけくつろぐ姿はもちろんのこと、新しい友達が出来た様子や、カートを自分で運転してビーチに行く様子、セキュリティカメラで監視のお手伝いをする様子などがおさめられた数々の写真が・・。期待を遙かに超えたこのリッツカールトンのサプライズに父親はもちろん、息子さんもどんなに喜んだことでしょう!

私もこの時の滞在で数々のリッツカールトン・マジックを経験させて頂き、思い出深い滞在となりました♡

話はもどりますが、この日はKLのオールドタウン周辺の散策に出かけました。まずはKLモノレールでKLセントラル駅まで行き、KL近郊を走る列車、マレーシア鉄道公社のKTMコミューターでクアラルンプール駅へ行ってみました。

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白亜の貴婦人に例えられるクアラルンプール駅。

ムガール様式、古典様式が用いられているクアラルンプール駅。品があり、とても優美です。KLセントラル駅が出来るまではこちらの駅がKLの中心的な存在だったそうですが、今ではこちらの駅を通過するのはKTMコミューターのみ。時間をしっかり調べて行かれることをお勧めします。

次に向かったのはスルタン・アブドゥル・サマド・ビル。ムルデカ・スクエアの正面に建つ歴史的建造物。

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観光客を魅了するスルタン・アブドゥル・サマド・ビル

イギリスの統治時代に建てられたマレーシア初のムガール様式の建築で、連邦事務局が置かれていた場所だったそうです。中央にそびえ立つ時計台はロンドンのビックベンをイメージして建てられたとか・・。スケールが大きく美しく、とても見応えのある建築物でした。毎週土日と独立記念日のある8月の夜はライトアップされるようです。ライトアップされたスルタン・アブドゥル・サマド・ビルも本当にきれいでしょうね。ペトロナスツインタワーのような近代的な建築物も、こちらのような歴史的建造物も見れるKLは魅力的な都市です。

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最寄りの駅に向かう途中にあったマスジッド・ジャメ・モスク

4時間ほど観光をしてホテルに戻るとちょうどアフタヌーンティーの時間でした。リッツカールトンと言えば、大人気のアフタヌーンティー・・。なかなかKLに来る機会もあるわけではないので、無謀でしたが予約なしで空席があるか聞いてみることにしました。次回へつづきます。