半分青くて半分タイ

25年半のタイでの生活を終え帰国。大好きな旅の事、グルメの事、タイでの事を綴ります。

日本の運転免許取得までの道のり(外国免許からの切替え) ② 適正検査と知識確認試験

世界的な半導体不足の為、納車日を首を長くして待ち続けているFah Thai。契約の時点では2ヶ月くらいということでしたが、さらに遅れる予感がなきにしもあらず。早く自分の車でお出かけしたいFah Thaiです。

さて、外免切替試験の当日について。予約の時間より少し早めに到着できるよう、運転免許センターへ向かいました。

 
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到着すると外免切替えの窓口には前の方がいらしたので、予約の時間まで待つことに。どうやら前にいらした方はアメリカ人の方で、アメリカで教習所にどれくらい通ったのか、試験はどんな内容だったのか等、聞かれていました。心の中で、面白いな~外国人にはそんな事を聞くのか~なんて思っていましたが、後で私も聞かれました。笑

時間になったので外免切替の窓口へ。


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まずは持参した書類を提出。足りない物がないかどうかチェックしていただきます。幾つかの書類を渡されるので窓口の目の前のカウンター席で記入しました。その間、係員の方は私が提出した書類を詳しくチェックされているようでした。記入が終わり係員の方にお渡しして暫く待っていると、次は適性検査へ。適正検査は視力検査のみでした。

ここ数年、視力が落ちていることは感じていましたが、携帯アプリを使って連日視力検査をしてみた結果、どちらの目も0.7を越えていたのでまず大丈夫だろうと思っていました。ところが、実際免許センターで検査を受けたところ一眼視力が合格基準に満たないと言われ「え~~~!」と。メガネを作って出直しか・・・そんな不安が一瞬心をよぎりましたが、他眼が0.7以上で、視野も150度以上だったためなんとかパスできました。良かった~。良かったんですが、今回の教訓は視力検査アプリはあまりあてにならないということ。心配な場合は眼科でちゃんと検査されてから行った方がいいなと。

適正検査(視力検査)をパスした後はまた窓口に戻り、切替え手数料を支払うための用紙をもらい、所定の窓口(たしか0番)で2550円を払い、また元の窓口へ。

次は知識確認の試験。全部で10問の○か×で答える試験でした。たった10問、されど10問。渡されたのはなぜか、タイ語と日本語にふりがながされている問題用紙。笑 途中で気づいた職員の方が日本語のだけにしましょうかと聞いてくださいましたが、内容は一緒ということなのでそのままということに。

実は後々、タイ語の問題文を読むことによって助けられた問題が一問あったので、私にとってはラッキーなことでした!

問題用紙は何セットかあるようでした。私が頂いた問題用紙はこんな感じでした。

1.黄色信号が点滅している場合はそのまま通行する 

2.交差点で緊急車両が近づいてきたがそのまま通行した 

3.赤信号だが緑の矢印(右向き矢印)が点灯したので右折した 

4.規制標識(右折禁止) の規制標識のある交差点では直進または左に曲がる 

5.規制標識(駐停車禁止) 駐車も停車もしてはならない

6.規制標識(車両横断禁止)この標識がある場所で右折した 

7.車通りが少ない道路なので毎日路上駐車している

8.右折しようとする場合、自分が先に交差点に入っていても直進や左折する車を優先

9.車両通行帯がない道路ではなるべく右に寄って通行する

10.黄色の実線で区画されている車両通行帯では右に車線変更できない

 

いかがでしょうか? 過去に日本で運転免許を取得された方にとっては簡単でしょうか?規制標識問題と一般常識のような内容でしたが、日本で運転免許試験を受けたことがない者としては、教本とアプリで勉強しておいて良かったと思いました。全く勉強しなかったら合格は無理でした。合格の為には7問以上の正解が必要だったと思います。

上記の問題、10問中5問が○で残り5問が×。私が悩んだのは1問目。引っかかったのは「そのまま」と言う言葉。「そのまま」をどうとらえるべきか・・・。深く考えた方がいいのかどうか悩みました。他9問の解答を終え再び1問目に戻り、再び悩みました。ふと、タイ語の問題文を読んでみると「他の車両に注意を払うことなく」とあるではないですか!!!日本語では「そのまま」の部分がタイ語では「他の車両に注意を払うことなく」と!!これで確信しました。答えは×。

タイ語に助けられた一問でした。おかげで知識確認の試験は満点を頂きました。第一関門を満点で突破して意気揚々。次は技能試験。技能試験もまぁ、なんとかなっちゃうんじゃないの~と、能天気Fah Thaiを待っていたそれからの長い道のりです。

 

つづく。