半分青くて半分タイ

25年半のタイでの生活を終え帰国。大好きな旅の事、グルメの事、タイでの事を綴ります。

日本帰国後の隔離について

日本に帰国してからまだ1ヶ月半ほどですが、気分的には半年くらい経った気持ちのFah Thaiです。笑 今日は私の日本帰国後の隔離体験についてシェアしたいと思います。

家族に高齢者がいる私の場合、当初家族と話し合った結果、成田周辺のホテルで14日間の隔離をしてから故郷に帰る予定でした。成田周辺の隔離施設の選択肢としてホテルの他にマンション等もありましたが、値段的にもそれほど大差はないようだったので、快適さと清潔さの面でホテルを選びました。幾つかのホテルのサイト、ホテル予約サイト等から情報を収集して、成田周辺のホテルの中から「コンフォートホテル成田」を選ばせて頂きました。

私がホテルを選びで重要視したのは①立地②口コミの良さ③価格の3点で、加えて朝食付きであれば更に良しといった感じでした。ホテルのHPには海外からの帰国者で隔離希望する場合の情報・条件などが詳しく記載されていました。まずホテルに直接電話をして「海外から帰国予定で自主隔離のための宿泊を希望する」事を伝えます。すると担当の方が隔離用のお部屋の空きがあるかどうか調べてくださり、それから予約となります。ホテルのHPやホテル予約サイトの値段を比較して一番リーズナブルだったホテルのHP(会員登録をすると割引クーポンなどが使用出来た)から予約する事に。その際、備考欄に海外からの帰国による経過観察、隔離の為の利用条件了承済み、またフロントの○○さんに空室確認済といった内容を記入する必要がありました。

自主隔離が必要となるのは14日間、隔離期間は帰国の翌日から数えるので、合計15泊分の宿泊予約が必要でした。しかし最終的にはホテルでの隔離が10日過ぎた頃、厚労省に隔離場所をホテルから自宅に変更する旨を連絡し、残りの自主隔離を自宅で続けることにしました。隔離場所を変更するにあたり、厚労省の入国確認センターに隔離場所を変更する旨を伝えました。残りの宿泊代は2日前までにフロントに伝えれば手数料無しでキャンセルが可能でした。但し、まだ隔離期間中だったので移動に公共交通機関は使えませんでした。私の場合は、家族が車で迎えに来てくれました。(国際免許を取得して帰国しましたが、初っ端から日本で運転する勇気が無かったFah Thaiです)

自主隔離中は毎日厚労省から健康状態確認のメールが届き、メール中にあるURLにアクセスして指定の時間までに回答を送る必要がありました。他にも帰国時にインストールが必要だったアプリでの位置情報確認も毎日ありました。移動日は高速道路上で位置情報を報告することになってしまいましたが、事前に移動をすることを連絡しておいたので全く問題ありませんでした。

少しホテルでの隔離中の事について少し。詳しくはホテルのHPに記載されていて、とても分かりやすい内容でした。少し確認したかった点についてはチェックインの際にフロントの方が丁寧に説明して下さいました。

  • 朝食:提供時間にラウンジへ行き、置かれているプラスチックの容器に好きな物を入れ、自分の部屋で頂きました。朝食が付いているだけで有り難いことなんですが、2品くらいを除き、毎日ほぼ同じメニューだったので、後半少し飽きてしまいました。内容はこんな感じでした↓ お味はとても美味しかったです。

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    隔離中のホテルの朝食

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  • 清掃:滞在中、清掃はありませんが3日に一度のペースでゴミの回収があり、新しいタオル&ゴミ袋が渡されました。チェックインの際に渡される「要望シート」というものがあるので、シーツセットを希望する場合、タオルが不要な場合、他に必要な物がある場合等お願いすることも出来ました。ちなみにゴミは指定日の指定の時間までに部屋の前に出しておきます。。ただし、使用済のタオル、シーツ、ガウンの回収は別で週一回のみでした。新しいタオル&ゴミ袋は清掃係の方が部屋の前に置いて下さいます。

  • お洗濯:コインランドリーを利用出来ました。
  • アメニティ:お部屋の清掃がないので、滞在中必要になったアメニティは指定の場所で必要に応じて頂く事ができました。

ほとんどの時間をホテルの狭い部屋の中で過ごす自主隔離は不自由に感じることもありましたが、今思い返してみるとなかなか無い経験でいい想い出です。