半分青くて半分タイ

25年半のタイでの生活を終え帰国。大好きな旅の事、グルメの事、タイでの事を綴ります。

カオラック愛が止まらない!3度目のカオラック④ カオラックの隠れ家と遭遇したカマキリ

今年の8月の2泊3日のカオラック旅行の続きです。2日目、ランチに向かったのは、初めてカオラックを訪れた時から行ってみたいと思っていたレストラン「Klong Koo」森に囲まれた小川の中にあるちょっと変わった気持ちのいいレストランです。


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 森に囲まれた小川の中に置かれたテーブルと椅子。近くには元気いっぱいに水遊びをする地元の子供達も。バンコクの子供達にはない、自然がいっぱいのとても恵まれた環境でした。

 まずはビール。私達はマイナスイオンを浴びながらの冷た~いビールで乾杯!

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冷たい水が流れる小川に足を浸けながら飲む冷たいビールは最高!

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透明な小川の水。元気に泳ぐ魚たちがたくさんいました。

私達の一番のお目当ては海ぶどうのタイ風サラダ「Grape seaweed salad」(タイ語:タム・サーラーイ)でした・・が、なんとありませんでした。涙 営業されていることは電話で確認してきたわけですが、タム・サーラーイがないなんて!店主曰く、今は(8月)は海ぶどうの時期ではないと言うことで仕入れられないそうです。乾期となる11月以降が海ぶどうの時期と言うことでした。後日ネット上で調べてみると、11月から1月くらいにタイで海ぶどうを食べた方の情報がチラホラあったので、時期はあっているようです。もうこれは再々リベンジに来るしかありません。次回は営業時間、海ぶどうが入荷しているかを確認してから来ようとおもいます。(次回こそ3度目の正直にします!!)

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Klong Kooのメニュー

 それほどお腹は空いていなかったので、海ぶどうの代わりにヤム・プラー・チンチャーン(小魚のサラダ)のみをオーダーしました。

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ヤム・プラーチンチャーンをお供にビールビール

ヤムの盛り付けにとてもセンスを感じました。そして味も本当に美味しかったぁ!友人曰く、こちらのシェフはどこか有名なレストランかホテルで働いていた方のようです。納得のプレゼンとお味でした。美味しくてたくさん癒やしを頂いた「Klong Koo」カオラックの隠れ家レストランです。

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軽いランチの後向かったのは「Memories Beach Bar」というパカランビーチにあるバー。このパカランビーチはサーフィンが出来るいい波があるということで、サーフィンを楽しむ人達が10年以上前から訪れていた隠れ家的な場所だったようです。ここ数年でタイ人の間でも人気となったと聞くサーフィン、この日も多くの人達がサーフィンを楽しんでいました。

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 Pakarang Surf Schoolというサーフィンのレッスンを受けられる学校もあります。もちろんサーフボードのレンタルも可能。サーフ三昧をしたい人には近くに歩いて通えるリゾートもあります。

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引用元:Pakarang Surf School Facebook

 よくカオラックでサーフィンをしていらっしゃるモデルさんの動画です↓ かっこいいな~。経験ゼロ、バランス感覚も運動神経もない、年齢的にもどうなのっていうFah Thaiですが、挑戦してみたいサーフィンです。

www.youtube.com

三浦春馬くんも大好きだったサーフィン。やはりここでも彼の事を思い出してしまいました。ドラマ「Tourist」で春馬くんが演じた天久真のように タイを旅してカオラックに出会ってサーフィンをして欲しかった・・そう思わずにはいられません。

 

 実はこの日、ランチに出かける前にホテル内の廊下で偶然カマキリに出会いました。三浦春馬くんが嫌いなものとしてあげていたのがカマキリ。アイネクライネナハトムジークの舞台挨拶で、嫌いなものは「蟷螂(カマキリ)」とフリップボードに書いて、嫌いなのにあんなに難しい漢字を書けちゃうんだ~と感心しました。

春馬くんがカマキリを苦手としていたのは凄く印象に残っていたので、殺風景な廊下で偶然に居合わせたカマキリくんには何か意味があるんじゃないかと思いました。出会ったカマキリくんです↓ (苦手な方、ごめんなさい)

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www.accespourtous.org

 とても気になったので後でネット上で検索してみると、このような情報↑があったので参考にさせて頂きました。カマキリは神様からの使いとしてメッセージを運ぶ存在。茶色のカマキリには自己責任という意味があるようです。ちょうど私の生活が大きく変わった時期でもあり、それを選んだのは自分自身・・まさしくこれから自分の責任で進んでいくこと、立ち向かうことをメッセージとして告げられたのかもしれません。そして、毎日春馬くんの事を考えない日はない私に、もしかしたら前に進んでと言うメッセージを春馬くんが伝えてくれたようにも感じたカマキリとの遭遇でした。

 

そして今日からバンコクのある映画館で春馬くんが新垣結衣ちゃんと共演して2007年に公開された「恋空」が上映されます。ここタイでも三浦春馬くんを偲び彼の作品を観たいと言う声であふれています。こうして13年の時が経ち再び映画館で上映されるのは、春馬くんがそういった多くのタイの人達の記憶に、心に残る役者さんだからです。

以前ドラマ「陽はまた昇る」で共演された佐藤浩市さんが仰ってくれた言葉が忘れられないと言っていた春馬くん。

 「映像作品は人の記憶に一時的にとどまるけど、忘れ去られていくものでもある。でも、これから先、人の記憶に残る役者になれたら最高だよな、いや、なろうぜ」

「 いつかそうなりたい」と語っていた春馬くん、空から見てくれていますか?