半分青くて半分タイ

25年半のタイでの生活を終え帰国。大好きな旅の事、グルメの事、タイでの事を綴ります。

おカネの切れ目は恋の始まり 最終話

「おカネの切れ目は恋の始まり」の最終話が放送されてからもう1週間ですね。先週火曜日は、移動中だったためリアタイできませんでしたが、ツイッターで皆さんがつぶやく内容を拝見してました。胸を締め付けられたのは「春馬くんが出てこない」というつぶやき。多く方のそのつぶやきを見て、改めて最終話で新しい猿渡慶太くん、春馬くんを見ることが出来ないという現実を目の当たりにしました。最終話は春馬くんがいなくなってから撮影されたということ、キャストの皆さんがどんな思いで撮影にのぞんでいらっしゃったのかと考えると、感謝の気持ちしかありません。元々8話の予定だった内容を、4話で完結出来るように書き換えてくださった脚本の大島里美さんに心から感謝します。最終話の所々に春馬くんへの言葉とも思える温かい言葉がいっぱいあふれていました。春馬くんの演技を、キャストさん達の思いを届けるために放送を決断してくださったスタッフ、TBSさんにも感謝します。

 

まるで春馬くんに届くことを願って紡がれたような言葉の数々が心に響きます。

猿渡富彦

「俺とは違う人を笑顔にする才能を生まれた時から持ってた。 それに呆れるが、大人になっても何一つ失っちゃいない。・・・それに俺は絶対継がせるつもりはない。あいつは責任なんか負わない方が輝ける。あいつはあいつのままでいい」

人を笑顔にする才能、感動や人の背中を押してくれる言葉をいつも届けてくれていた春馬くん。人を慮る心や謙虚な気持ちは若い頃からそのままでした。自由でいたいと言っていた春馬くん。春馬くんが春馬くんのままでいられるようにもっと自由に俳優として活動できていたら・・と思います。

猿渡菜々子

「もう・・・。け~ちゃん、ママはいつだってけ~ちゃんの一番のファンだからね」

サムライ・ハイスクールでも母親役で共演をされていたキムラ緑子さん。お父さんが岸谷五朗さんで、妹役は大後寿々花さんというサムライ・ハイスクールでの家族像大好きでした。この言葉は緑子さんの春馬くんへの気持ちそのもののように感じられました。慶太のジャケットを愛おしそうに触りながらのたった一行の深い言葉に胸を打たれました。春馬くんへのこんなにも深い愛、届いたよね、春馬くん。

板垣純

「猿渡さん、いい加減帰ってきますよね?」

「すぐへらっと笑ってひょっこり帰ってきますから」「また遊ぼうな」

春馬くんに帰ってきて欲しい、またあの笑顔を見せて欲しい、これが現実だなんて嘘だと言って欲しい・・・皆の言葉を代弁してくれていました。

九鬼玲子

「母が楽しそうなんです、猿渡さんが来てからずっと。思えば私は自分の事ばかりで母を笑顔にすることとか、考えたこともなくて。猿渡さんがいるだけで、母は毎日笑っています」

これまでの作品でもいつも春馬くんは笑顔で周りの人達に気を配っていたと共演者の方々は仰っていました。全ての作品で春馬くんの人間性を称える声ばかりが聞こえてきます。春馬くんに会いたい。

 猿渡富彦

「あいつは君が好きなんだよ。君になついてる。・・・私も妻も何もかみ合わない。だけど、彼女がいると楽しい。あいつにもそういう誰かがそばにいてくれたらと思う」

春馬くんが胸のうちをさらけ出す事が出来る、春馬くんがありのままでいられるパートナーに出会えていたら・・・と思わずにはいられません。春馬くんが25歳の時に出演した「徹子の部屋」にて。

凄くいい方が現れれば、いつでも(結婚を)してもいいかなとは思っていますけれども。・・チャレンジしたい事もまだまだありますし、ただ、出会いって一度きりだし、タイミングは一度きりなので、その時一緒にならなかったことを後悔するっていうのも、きっと悔やまれることだと思うので、難しいところですよね。

25歳の春馬くんの言葉、しっかりと向き合おうとする考え、気持ちににハッとさせられます。春馬くんは仕事でもプライベートでもずっと自分の居場所を探していたんじゃないかと思います。

九鬼玲子

 「どうして私はあの人のことが気になるんでしょう。思えば、出会ったときから果てしなく迷惑で・・この上なくほころびだらけで・・でも・・思えば猿渡さんはいつも、いつも、いつも優しかった。隣にいると気がつかないけど、隣にいないと・・。正直腹もたっていますよ、又どこかでたくさんお金を使ってどこかで1円もなくなって帰れなくなっているんじゃないかって。伊豆でお父さんに会ったこと話したいのに~とか。どうしてでしょうか。どうしてか淋しいみたいです。会いたい・・みたいです猿渡さんに」

 松岡菜優さんの気持ちを代弁している気がします。春馬くんが隣にいてくれて支えてくれて、その優しさを十分感じ取っていられたのではないかと思います。前日まで一緒に、この作品の中で一番近しい関係だった猿渡慶太を演じていた春馬くんがいなくなってしまった事、本当に本当に辛かったと思います。その辛さを胸に抱えながら、主演として、春馬くんの演技をすぐそばで受けた役者の一人として、この作品にかけた春馬くんの思いを私達に届けてくださった事に感謝したいです。玲子さんが開けられた玄関を見て笑顔になり頷き、そして微笑みに変わる最終話のラストシーン。玲子さんが微笑む先に慶太くん(春馬くん)があの屈託のない笑顔で笑っているのが見えるようでした。玲子さんと慶太くんのストーリーはこれからも続いていくんですね。