半分青くて半分タイ

25年半のタイでの生活を終え帰国。大好きな旅の事、グルメの事、タイでの事を綴ります。

伊勢丹バンコク2020年8月31日閉店「たくさんの想い出をありがとう。」

昨日、伊勢丹バンコクがたくさんの人達に惜しまれつつ閉店しました。私が25年前にバンコクで暮らし始めた頃から、当たり前のような存在だった伊勢丹バンコク。以前約1年半の間、セントラル・ワールドの7階にあった某企業で働く機会を頂いたことがあり、伊勢丹さんをよく利用させて頂いていました。

閉店が発表されてから幾度となく足を運んでいましたが、昨日の最終日、最後にもう一度という思いで行ってみました。平日にもかかわらず、人人人。休日、いやそれ以上の混み合いでした。何度も来ており買う物はないかな~と思いつつ、じっくり色々見ているとこちらのペンと恋に落ちました。笑

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スイス文具カランダッシュとポールスミスのコラボペン

↑ カランダッシュ849というこちらのペン、初めて使用しましたが、カチッというノック音がなく書き出しからとてもなめらかで感動しちゃいました。私にとって、意味深い大切な買い物となったポールスミスカラーのペン。そんなお買い物を伊勢丹バンコクで出来たのもご縁だと思います。

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そしてこちらも購入♪ リモコンや携帯を収納できてスッキリ。テーブルに置いてグルグル~と素早くリモコンをとることもできて良い感じです。最後に2点良い買い物ができました・・・かなり長蛇の列に並びましたが嬉しいお買い物となりました。

 

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最終日に食べたスイーツ。左:源吉兆庵の大判焼き 右:CAFE CALDIの抹茶アイス

伊勢丹さんで思い出されるのは、よく利用させてもらっていた約20数年前のこと、近年では日本の職人さん達の物作りや日本の文化を伝えようとされていた展示です。バンコクで暮らす日本人にとってホッと安心できる拠り所、タイ周辺の国に住む日本人の方にとっては様々な日本の食材を調達できるそんな場所だったと思います。今ではバンコクの色んなデパートで日本のお菓子や商品が簡単に手に入りますが、タイ人の方々が自由に日本へ遊びに行けるようになるまでは、やはり伊勢丹でした。タイ人の同僚達も、伊勢丹のスーパーやお総菜売り場が本当に好きで休みになれば行きたくなると言っていました。以前タイ人のご夫婦の方が「伊勢丹のスーパーは本当に清潔感があって見やすくて、やはりここが好きなんだよ」と、店員さんにお話しされているのを見かけました。

昨日の閉店の際には「伊勢丹!伊勢丹!伊勢丹!・・・」と伊勢丹コールがおきていました。本当にたくさんの人達に愛されていた伊勢丹バンコク、大きな役割を終えられました。本当に長い間お疲れ様でした。私のタイでの生活の一部でした。淋しくなります。本当にありがとう。