半分青くて半分タイ

25年半のタイでの生活を終え帰国。大好きな旅の事、グルメの事、タイでの事を綴ります。

国際共同制作 特集ドラマ「太陽の子」8月15日放送

昨日(8月8日)は8月15日放送予定の「太陽の子」の特集を見ていました。そして土曜スタジオパークに「太陽の子」で三浦春馬くんと共演された柳楽優弥くんと有村架純ちゃんが出演されていました。お二人ともお辛いのに、共に俳優として生きる友人として、この作品を全身全霊をかけて作り上げた同士として春馬くんの思い、キャスト&スタッフ皆の思いを伝えようと出演されていました。

インタビューで春馬くんが思い出に残っているシーンとあげている浜辺でのシーンと3人で話すシーン。どちらもとても切ないシーンですが嘘のないリアルなシーンでした。架純ちゃんの、台本にはなかったけれど最後に触れたかった、ぬくもりを感じたかったと2人の手をとったシーン、その思いがストレートに伝わりました。春馬くんが演じる裕之の「いっぱい、未来の話をしよう」と言う言葉、いったいどんな気持ちでこの言葉を言っていたのかと思うと、辛くなってしまいます。自分の身を削って春馬くんが演じたこの作品・・・涙でかすんでしまうだろうけれど、目を背けずしっかり見たいと思いました。
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有村架純ちゃんが三浦春馬くんについて語った言葉。柳楽くんのことをおもんばかってか、とっても強く笑顔で凜と答えてられたのがとても印象的でした。

春馬さんが笑ったら、本当に皆が笑顔になる。それくらい笑顔が輝いていた。ご自分で心から「いい」と思ったことは、必ず伝えてくれるんです。さっきのシーンを撮り終わった日も、わざわざ連絡をくださってあのシーンは刺激をもらった、学ばせてもらったって。そうやって人の背中を押すような一言を必ずかけられる方だったし、本当にまっすぐな方という印象です。

柳楽優弥くんは涙で詰まりながらも気丈に答えられていました。春馬くんと年齢も同じ、お互いに子役の頃から頑張ってきた同士。柳楽くんも10代の頃に苦しんだ時期があり、春馬くんの苦しみを分かってあげたかったと悔やんでいる一人なのかもしれません。

僕は、皆を盛り上げて派手に引っ張っていくタイプではないんですけど、春馬くんは現場にいるだけで、皆を笑顔にできるし、常に皆が求めたり、気になっている部分をしっかり感じ取って解消していく、人として素晴らしい方だと思っています。

全く戦争を経験したことがない我々の世代が、文献を元に研究者やスタッフの協力を経て大きな想像力を届けようとしているこの作品が、戦争というあってはならない大きな流れを始めさせないきっかけなるんじゃないかと信じていたい、そんな働きの一部になれたら・・・おっしゃっていた春馬くん。戦後75年の今年、「太陽の子」をしっかり見て、その当時子供だった父や母の話を聞き心に留めておきたいと思いました。

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昨日で3週間・・・この3週間春馬くんが表現した作品、春馬くんが「作品を通して何か感じてくれたら・・きっかけになってくれたら・・」と語っていたことを感じたくて、心に焼き付けたくてずっと春馬くんの作品を見続けています。インタビュー動画を見るたびに、春馬くんの紡ぐ言葉が愛おしくて、尊くていつも相手のことを思って発言している人としてこんなに素敵な人がいるのかと思います。いつも謙虚で控えめで「気にかけてくれてありがとう」とか、「~ってくれたら嬉しい」など、なんて優しい言葉を発する人なんだろうと思います。

  • 恋空
  • アイネクライネナハトムジーク
  • 14才の母
  • 僕のいた時間
  • 奈緒子
  • 大切なことはすべて君が教えてくれた

こうやって色んな作品を見ていると、春馬くんは命と向き合う役柄が多かったんだと思いました。僕のいた時間のように、自ら企画を持ち込んだ作品もあったそうです。 これからももっともっと彼の残した作品を見続けようと思います。

 

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