半分青くて半分タイ

25年半のタイでの生活を終え帰国。大好きな旅の事、グルメの事、タイでの事を綴ります。

G線上のあなたと私 第4話 名場面がたくさん!

今日は火曜日。G線上のあなたと私の第6話が放送されますね。今日から也映子さんと理人くんの距離がぐぐっと近くなるとか。楽しみです!

4話が放送されて約2週間ほど経ってしまいましたが、第3話に負けず、素敵なシーンや、心に染み渡る台詞がたくさんでした。以下ネタバレありです。

 

就職活動に奮闘する也映子、しかし、なかなか採用をもらうことができない。そんなある日、幸恵に会い行き、カラオケルームを貸し切って3人のコンサートをしないかと誘う。義母を介護している幸恵は迷いながらも、一旦承諾する。

そしてバイオリン教室の日。幸恵は介護の為来れない。発表会の日、眞於にフラれた理人も来ないと思われたが、やってきた。

也映子「もう来ないかと思った」

理人「年内、金払ってるって言ったでしょ」

・・・・・・・・

理人「まぁ、俺もフラれたのに金払ってる分はレッスンに来るとか、かっこ悪い。でもそうやっている内に吹っ切れるかな~って。」

也映子「うん。その時間は無駄じゃないよ」

・・・・・・・・

そして理人に3人でのコンサートのことを話す。眞於にフラれて年内でバイオリンをやめる予定の理人は乗り気じゃない。それでも一旦保留ということになる。そして理人は気になっていたことを也映子に聞く。

理人「ねぇ、俺なんか言った?」

也映子「ん~?」

理人「こないだ、打ち上げの時。初めてあんな酔っ払って、な~んも覚えてない」

也映子「いや~。別に普通だったよ~」

理人「そうっか。よかった。いや~なんか也映子さんに変なことしてたらやばいな~って。

也映子「何だ、変な事って」

理人「だからその、覚えてないから」

也映子「あははは」

理人「なんすっか」

也映子「いや~うん。確かにあの酔い方は、ひどかったね~」

理人「いま普通だったって言ったじゃん」

也映子「いや~お酒って怖いよね。はっははは」

也映子・・よかった~覚えてなくて。よかった~。

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 →私が思うに、理人くんはたぶん薄らと覚えていたんじゃないかな~。あの切り出しにくそうな雰囲気をみると・・で、也映子さんの反応を伺ったんじゃないか・・と。このシーンも結構好き。

そしてまたバイオリン教室の日。也映子と理人は眞於先生から幸恵がバイオリン教室を退会することを告げられる。幸恵から何も聞いてなかった也映子は幸恵に電話し、確認する。

幸恵「ごめんね~。也映子ちゃんには直接電話で言いたいな~て思っていたらレッスンの日になっちゃって」

いつ復帰するのか、コンサートはどうするのか幸恵に聞く也映子に幸恵は一旦無しにして欲しいと伝える。なんとしてでも3人でコンサートをやりたいと思う也映子は、幸恵の状況を分かっているつもりであったが、一緒にやりたいととプレッシャーをかけてしまう。そんな也映子に幸恵は「今それどころじゃないのよ。」と言ってしまう。

→この幸恵さんの気持ち凄く分かる。皆とバイオリンをやりたいのに、家のことがあってどうやっても出来ない状況に置かれてしまっている。でも、幸恵さんにとって家族はゆずれないもの。

カラオケルームに来た也映子と理人。也映子は理人に「私ってぬるい?」と幸恵が大変な状況にあるときにコンサートをやろうと誘ってしまったことへの後悔を打ち明ける。他にも従姉妹に双子を妊娠して出産後の仕事への復帰に対する不安を打ち明けられたことや、自分の就活の中で否定されたことや自分の甘さについても話す也映子に理人は・・。

理人「ちょっと待って。飛躍が3段飛びくらいになってて、ついて行けないんですけど。物事は筋道立てて話さないと、ちゃんと相手に伝わらない・・」

也映子「わかってるよ。でも聞いてよ。私今さ、理人くんしか話せる人いないんだから」

介護や家族のことで大変な幸恵の事をうらやましいと思ってしまう自分がいると打ち明ける也映子。大事なもの、ゆずれないもの、目指すものがある人、好きな人がいることが羨ましい。自分はみつけられるのか・・と。

理人「あのね、皆そんなの、思っていても口に出さず、淡々と生きてますよ。分かってますよ、大抵の人はそんなこと。入れ込めるものなんかが見つからないって、いいんですよ、別にそれで。」

也映子「何、もう酔ったの?」

理人「仕事が見つからなきゃ、就活すりゃいいし。好きな人が見つからなきゃ、婚活でもマッチングアプリでも、なんでもすりゃいいんですよ。それで適当に見つけるんですよ、妥当なとこ。そんなもんですよ。」

也映子「そんな・・もんですか。」

理人「周りみりゃぁ、分かるでしょ。ってか也映子さん、友達いないの?こんなくっそ青い話、アラサーになってから学生相手にしてるってどんだけ孤独なの。え??嫌われてんの?ふはっはは。性格面倒くさいもんね~。」

也映子「色々あって話づらくなっちゃったんだよ。あのね、大人になるとお友達って減るの。毒舌キャラか。笑い上戸のドSか。貸して!私も飲むわ」

理人「はっははは。怒ってるよ」

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 →このカラオケルームのシーンも大好き。

そして也映子は幸恵に「大変なときにごめんなさい。コンサートのことは気にしないでください」と詫びるメッセージを送るのだった。

上修医療大学構内、ベンチで昼寝をする理人・・・。

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→枯れ葉が広がるベンチで眠る理人くん、美しすぎて天使かと思いました♡ 本当に枯れ葉に埋もれても絵になりそうです。

理人に好意を寄せる結愛から眞於先生には好きな人がいると聞いて動揺する理人。

そして理人と幸恵の最後のレッスンの日を迎えた。幸恵に少しでも都合が付けば顔を見せて欲しいとラインをする也映子、しかし幸恵はムリそうだと返信する。そこへ理人から「僕もいきません」とメッセージが入る。理人を自宅まで迎えにきた也映子に理人は眞於に好きな人がいると聞き動揺し、フラれても引きずって諦め切れていない自分を見せる。

也映子「かっこ悪。何一人で頭抱えて、自分だけ苦しい恋愛してますって顔しちゃってんの?引きずるもんなの、こういうのは。前にも後ろにも進めないって言ったでしょ。諦めなきゃいいじゃん。そんなに引きずるなら、がんばんなよ。こんな所で、ヘタレ丸出しで頭抱えてないで、最後にちゃんと先生のレッスン受けて、次は外で会ってもらえますかぐらいのこと、決め顔で言っちゃえばいいんだよ。」

理人「いや、でも」

也映子「私なんて婚活サイトに登録したもんね~。私、就活だけじゃなくて、婚活もすることにしたの。」

・・・・・・・・

也映子「私だってね、頑張ってるんですよ。諦めてないんですよ、何一つ」

理人「ははは」

也映子「ははは?」

理人「也映子さん・・・凄いね」

也映子「じゃ、行こう。バイオリン取りに行こう」

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→この公園でのシーンも好きだな~。名シーンばっかりです、第4話。也英子さんの言葉が胸に響きますね。そうして勇気・元気をもらえる言葉ですね。

 

そしてバイオリン教室に向かった2人を待っていたのは、「私がおばあちゃん見てるから行って来な」と少しの間介護を引き受けてくれた娘の多実に任せて抜け出してきた幸恵だった。幸恵は、とにかく、2人の顔が見たくて・・と。

→幸恵さんの娘多実ちゃん、本当にやさしい子。幸恵さんが発表会に出られなかった時も病院の廊下でエアバイオリンをしているのをちゃんと見てくれていたし、今回もお母さんの気持ちを察して「行ってきなよ」なんて。多実ちゃんがいたから幸恵さんも救われていた部分が多かったはずです。

幸恵「これだけは言っておきたくて。私ね、私色々あって。今もだけど、半年前も・・詳しくは言えないんだけど、色々あって。」

幸恵は半年前に発覚した夫の不倫が理由でバイオリン教室に通い始めたのだった。

幸恵「・・私、この教室で眞於先生にバイオリン習って、也映子ちゃんと理人くんと一緒に一生懸命練習したり、どうでもいいこと喋ってる時間が本当に楽しかった。ここに来て本当によかった・・私、ここで救われました!・・暫く来られなくなっちゃうけど、絶対また来る。」

眞於先生「バイオリン、おうちで練習してくださいね」

幸恵「どうしよう、全然触ってない。でもやります!」

眞於先生「はい」

幸恵「也映子ちゃん、またね。理人くん、どっかでまたやろうね。じゃぁ、お疲れ様でした!」

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 →幸恵さ~~~ん。幸恵さんの「ここで救われました」という言葉と表情。毎回幸恵さんのシーンでジーンと来てしまいます。ジーンとするシーンもあれば、クスッと笑えるシーンもあるし。ほんと、松下由樹さん、幸恵さんそのものです。

 

理人の最後のレッスンを終え飲みに行った也映子と理人。居酒屋を後にして歩きながら、たわいもない話をする2人。

理人「あ~結婚できるといいですね、今度こそ」

也映子「今度って言うんじゃない」

理人「まぁ、婚活より就活の方が先だな、成立するとしたら」

也映子「いやいや、意外と素敵な人と出会っちゃってさ、サクッと結婚しちゃうかもよ。そしたら結婚式の2次会で理人くんにバイオリン弾かせてあげるわ」

理人「俺が弾くの?ってかG線?」

也映子「そう、G線」

理人「なんかもう、バカの一つ覚えじゃん。まぁ、いいかバカだし」

也映子「誰がバカ?どっちがバカ?そっちでしょうよ」

理人「いいじゃん、もう。どっちでも」

理人が也映子の手を繋ぐ。

也映子「どっちでもいいか~」

G線のアリアが流れる。
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理人が也映子の手を離す。

理人「じゃぁ、この辺で」

也映子「うん。じゃね」

理人「あ、あ、頑張ってよ婚活」

也映子「就活ね」

理人「じゃ」

也映子「あの~」

理人「え?」

也映子「そっちも頑張ってよ。眞於先生、まぁ、可能性は無くはないよ」

理人「笑 苦しいな」

也映子「じゃね!」

理人「うん」

 

→間違いなく第4話の一番のお気に入りのシーンでした。也映子と理人のなんとも言えない距離感がたまりません。そして「もういいじゃん、どっちでも」からの~手繋ぎ。キュンキュンしちゃいましたね~。 2人の後ろ姿もとってもよくて、そこにG線上のアリアが流れ始める・・・。とってもエモーショナルなシーンでした。

也映子・・「手とか繋ぐなよ、覚えてもないくせに。なんで頭の中にG線が流れるの。今はジングルベルでしょ。楽しかった・・それでいいんだよ、大人のバイオリン教室は」也映子は眞於を思う気持ちで苦しみ、「バイオリン教室に行ったのは間違えだった」と言っていた理人を思い出し、「あなたにはそんな風に思って欲しくないんだ」と思っていた。理人への不思議な思いに気づき始めたような也映子。でもそんなわけがないと否定する也映子。

理人も幸恵もバイオリン教室をやめた今、3人はあまり会う機会も無くなっていた。理人のことを少し気にしつつも、也映子はバイオリン教室を続け、就職活動を頑張っていた。也映子さんの言葉、胸に響きました。

「ちゃんと生きよう。少なくとも自分一人を全うに生かす程度には」

名場面、心にグサグサ来るセリフがいっぱいの第4話でした。本当に面白くて、週に一回しか来ない火曜日が待ち遠しくてしょうがないです。そして今日は待ちに待ったその火曜日・・第6話。リアタイ視聴します!!