渡辺謙さん主演ミュージカル「王様と私」をブロードウェイで観劇！
昨日から渋谷の東急シアターオーブで渡辺謙さん、ケリー・オハラさん共演による王様と私の日本凱旋公演が始まりました。このニュースを耳にし、2015年7月にニューヨークでの公演を観に行ったことを懐かしく思い、書きたいと思います。
今、私はタイに住んでいます。王様と私という演目はタイに住む私にとってとても興味深いもので、特にユル・ブリンナーとデボラ・カーが主演した映画「King and I」は大好きでそれまで何度も観ていました。また渡辺謙さんはNHKの大河ドラマ「独眼竜政宗」の演技を観て以来ファンでした。ですから、渡辺謙さんが王様役に抜擢されたと聞いたときは、ニューヨークでの公演期間中に絶対行くぞと決めていました。
そんな2015年の7月にポカッと約1週間のお休みがとれたんです。このチャンスを逃す手はないとニューヨーク行きをすぐ決めました。ミュージカルの本場ブロードウェイで、王様と私を渡辺謙さん主演で観れる！・・あのときのワクワク感は言い表せないくらいでした。2回目のニューヨーク訪問でしたが、前年にニューヨークに詳しい友人と旅行をしていたので、一人でも大丈夫かな・・と香港経由でニューヨークへ。
リンカーン・センター・シアターに着いた時、タイのバンコクからこの舞台を観るために私ははるばる来たんだなぁとちょっと感動したのを覚えています。ちょっと運命的な物を感じながら。
ネットでチケットを予約購入していたので、中に入り指定の場所でチケットを受け取りました。そして会場に入りプレイビルを見ながら公演開始を待ちました。
そしてオーケストラの演奏と共に舞台が始まりました。はじめはミュージカルの本場ブロードウェイで、外国人キャストの中、謙さんがどんな風に王様を演じていかれるのか半分ドキドキしながら観ていましたが、王様と私の世界にあっという間に引き込まれ、夢中で観ていました。演技、歌声、ダンス、演出すべてが本当に素晴らしく、とても感動しました。ニューヨークまで来て良かったと心から思いました。王様と私の舞台の感動をもう一度味わいたくてその日、ホテルに戻ってすぐその2日後の公演最終日のチケットの予約をしました。
公園最終日はリンカーン・センター・シアターにチケットを売ってくださいと書かれたボートを持った人を何人も見かけました。もちろん会場内は満席で、運良く2日前にチケットを購入できたことに感謝しました。同じ舞台を2回観て改めて感じたのは、舞台は生きているということ。その日その日でまた違う感動があるし、新たな発見がある。この日は最終公演日ということもあり、舞台上にも感極まるものを感じました。キャストの皆さんの挨拶が終わりカーテンが閉まってもスタンディングオベーション、拍手が鳴り止みませんでした・・すると数分後謙さんがカーテンの中から出てきてくださり、またブロードウェイに戻ってくるとおっしゃって観客を沸かせてくださいました。その時の様子は渡辺謙さんのフェイスブックにも載せられていました。
こじんまりとしたホテルですが、タイムズスクエアまで歩いてすぐのロケーションで、スタッフの方の対応も悪くありませんでした。近くには朝食を食べれる雰囲気の良い カフェもあり、お腹が空いたら何か買って帰れるデリもありました。お勧めのホテルです。
次、ニューヨークに行けるのはいつかな～。
今、このブログを書き終えてふと気がつくと今日は７月１２日。２０１５年ニューヨークでの渡辺謙さんによる「王様と私」の最終公演日も７月１２日でした。
